北海道 旅行記 〜美瑛、小樽、函館 3泊4日の旅 ④3泊目:小樽・函館〜
こんにちは、こんばんは。
今回は小樽での3日目の朝から!
小樽
朝はきっちり。
この日は6時30分に起床。
全く本当になんというストイックな旅行なんでしょう。笑
(注:1日目、2日目、朝5時起床。)
朝1枚目の写真がこちら。
雲は結構出ていますが晴れてます!
ぼやっと晴れているのは港町の朝らしいなと。
もう少し望遠で。ちょっと夕方みたいですね。
朝食のバイキングへ
今回泊まったホテルノルドさん、朝食が美味しいホテルのランキングにも入っているそうで、海鮮も食べ放題!
早速朝食の会場へ。
バイキングの会場は2階なのですが、天気がよいおかげでステンドグラスが綺麗です。
朝日はやっぱりいいものです。
こっちはロビー。
朝食は完全にバイキングなので、白いお皿に好きなものを好きなだけ。
ジャガイモやらジンギスカンやら、旭川の豚肉やらでやたら色が茶色なのは、しょうがないですね。笑
北海道で有名なものばかり取ったら割と高い確率でこうなっちゃうと思います。笑
・・・そしてまさかの海鮮丼写真撮り忘れた。。。ので、公式サイトでご確認くださいw
マンゴーやパイン、ドライフルーツにライチなども。
横に座っていた家族はこればかり偏食してました。10歳にもならない兄弟がパインとライチをひたすら食してましたw
▼ホテルのレストランの公式サイト
朝食をおなか一杯食べ(過ぎ)たら部屋へ戻ります。
ホテルには中庭があって、下をのぞき込むと結構高い。
潮風が当たるせいか窓が曇ってますw
部屋へ戻り、窓から見下ろすと社会化見学と思しき小学生たちの集団が。
こういうの見ると昔を思い出してしみじみしてしまいます。。。年取りましたねぇ。笑
再びオルゴール美術館へ
9時半過ぎにホテルをチェックアウトして、荷物を預かってもらい、街へ。
前日訪れた小樽オルゴール堂2号館、アンティークミュージアム(オルゴール堂は本館と2号館があるので注意。)で小コンサートがあるとのことで再び向かいます。
1日に何回か小コンサートがあって、それぞれ別のオルゴールが演奏されます。
一時間に一回、だったか、4回くらいだったか、忘れてしまいましたが。。。
私が行ったのは10時からの回だったのですが、時間ギリギリの到着だったので混んでいていい席がないのでは・・・というのは完全に杞憂でした。
時間になると館のスタッフの方が下の写真のオルゴールのところへ行き、なにやら作業を始めます。
チューニングをしてからコンサートなのか、と思いきや、どうやら本番だったようです。
お客さんは私たちだけ。笑
他のお客さんもとい観光客も館内にはいたのですが音が鳴り始めても全く振り向きもしません・・!
衝撃です・・!笑
ちなみにこのオルゴール、かなり貴重なもののようで、半自動、半手動で演奏するオルゴールで、チューニング・メンテナンスしているのかと思っていたのも演奏行為の一部だったよう。
オルゴールというと普通金属のピンをはじいて音を出すものをよく見ると思いますが、このオルゴールは(名称的にはパイプオルガン、だそうですが。)、ロール紙に楽譜が記載されていて、そのロール紙に空いた穴を読み取って音を出しているのです。
詳しい説明は下の画像を参照。
普段他の回もお客さんが少ないのか、スタッフの方も私たちが興味津々で聴いているのを見て、ちょっとびっくりしたような表情。
うーん、もったいない。。。!
▼パイプオルガンの次はオーケストラオルゴール。
こちらはメロディーのほかに打楽器を鳴らす器械が入っていて、おもちゃの兵隊の鼓笛隊が奏でている、ような雰囲気でしょうか。見た目の重厚さとは裏腹に可愛らしい感じです。
▼こちらは「エロイカ」という名のオルゴールです。
その名の通りベートーヴェンの交響曲第3番変ホ長調『英雄』のことですね。
こちらは巨大な置時計のような側の中に、縦に3枚のディスクが入っていて、さながら3枚のディスクによるシンフォニー(交響曲)といった所でしょうか。
大きな筐体のおかげで音がよく響き、机の上に乗るようなサイズのオルゴールしか聴いたことのない方はその音の深さに驚くことでしょう。
(いや、でも他の観光客たちは演奏されていても振り向きもしなかったからそんなことはないのか・・・)
▼最後は「ミラ・コンソール」というオルゴール。
こちらも先ほどの「エロイカ」同様ディスクオルゴールというタイプのオルゴールで、ディスク上の無数の突起でひっかけて音を出す仕組み。
こちらのオルゴールはそのディスクオルゴールの中でも最も美しい音を奏でると言われているのだそうで、実際何というんでしょう、とにかくとても深い響きです。
使われている木自体もきっとかなり比重の重いもので、それがオルゴールユニットによって見事に響いています。
チェロやコントラバスなどの楽器を近くで聴いた時に体全体に振動が伝わってくる感じ、というと体感としては分かりやすいでしょうか。
あ、最後じゃなかったです。^^;
今度こそ最後に、下の椅子のようなオルゴールを案内されて終了でした。
このオルゴールは、人が座ると鳴りだす仕組み。
音に包まれる、ってこんな感じなんだろうな、というオルゴールでした。
うーん、家にこういう音響装置、ほしい。笑
このオルゴール、触らないでください、とは書いてあるけどこれは椅子の部分は触っていいけどオルゴール部に触らないでください、という事なのでしょうか・・・ちょっと分かりづらい^^;
オルゴールの音を堪能したら今度はオルゴール堂本館へ。
こちらはオルゴールの歴史を表したジオラマと、ショップです。
やたらよくできたジオラマと、丁寧に歴史が説明されています。
座っている人形が絶妙な不気味さを放っています。
真夜中はいったら絶対不気味です・・・
こちらも歴史ある建物だけあって、レトロで素敵な内装です。
ごり押しな商売感も少ないのでゆっくり見られると思います。笑
観光客に大人気のLeTAO(ルタオ)本店
オルゴール堂のすぐそばには小樽に本店を構えるLeTAOのお店。
北海道に行ったらお土産屋さんでは必ず見るのではないでしょうか?
外に試食のお兄さんがいて、外国人観光客がすごい勢いで群がっていきます。
写真はたまたま人がいませんが・・・
海外の方の勢い、すごいです、はい。
かくいう私も試食、しましたがw
美味しかった。(小並感)
ちなみに訪れたのは9月初週だったのでちょっと早めのハロウィーン仕様で、本店限定のスイーツなんかもありました。
実はこのルタオの建物、外から見ると展望フロアみたいなものがあるな、と思って店員さんに聞いてみると、上の方まで登れるそう!
早速登ってみます。
一番上まで登るとこんなものが。よく観光地にある、カップルで鳴らしてくださいってやつですね。
窓からは遠くまで見渡すことが出来ます。
オルゴール堂の本館も上から見られます。
ちなみに、2階は喫茶のフロアになっていて、LeTAOの美味しいお菓子と、御覧のように見事な高さから淹れた紅茶などを頂くことが出来ます。
LeTAOを出ると観光客の集団が!
カラフルでなかなか綺麗ですね。笑
社会化見学と思しき学生さんたちの姿も。
小樽芸術村へ
時刻は正午を回り15時の函館行きの電車まで3時間。
オルゴール堂とLeTAOを後にして小樽芸術村へ。
小樽には「美術館」と名のつく建物がいくつかありますが、この小樽芸術村内の美術館が一番美術館らしい雰囲気です。
小樽芸術村は、ステンドグラス美術館、似鳥美術館、旧三井銀行小樽支店の大きく3つの建物からなっていて、それぞれとても見ごたえがあります。
(下記参照)
ステンドグラス美術館
まずはステンドグラス美術館へ・・・の前に併設されているミュージアムカフェで小休憩。
この建物、先ほどまでいた観光客はどこへ行ったのやら、というくらい人がいない・・・
カフェには人っ子一人おりません。
おかげさまでゆっくり見られたので良かったのですが、人気ないのでしょうか・・・?
さて、休憩したら音声ガイドを借りてステンドグラス美術館の中へ。
入ってすぐのところはこんな感じ。
事前に旅行ガイドブックで見てはいましたが、すごいです。
静かで、大きくて、チャペルの中にいるようないい雰囲気です。
途中地元のテレビでしょうか?取材の方も来られてました。
もう一つ感心してしまったのが、この美術館の音声ガイド、実に説明が詳しいのです。
キリスト教の歴史や背景について全く知らないで聴くとおそらくちんぷんかんぷんなのですが、各ステンドグラスで描写されている事柄について、とても分かりやすく説明しています。
無料で借りられるので、キリスト教の歴史や分化、時代背景なんかについて深く知りたい方は是非とも借りて聴いてみることをおすすめします。
ただし、全部真面目に聞くと、1時間半くらいはかかると思いますので、時間には注意^^;
旧三井銀行小樽支店
ステンドグラス美術館の後は旧三井銀行小樽支店へ。
なぜ銀行の支店?と思われた方もいるかもしれませんが、小樽の町は昔北日本随一の経済都市、と呼ばれる金融の町だったのです。
ホームページにはこんなふうに記載されていました。
小樽の栄華を映す、歴史薫る銀行建築。
中へ入ってみると中々重厚な作り。
こういう会議室なんか、歴史もののドラマや映画で出てきそうですね。
貸金庫室はなんだかターミネーターでも出てきそうな雰囲気。
14時になるとプロジェクションマッピングがはじまりました。
綺麗に長方形の建物なので綺麗に写っています。
最近のプロジェクションマッピングにしてはちょっと物足りないような気もしますが、派手すぎなくて場所の雰囲気には合っていて好印象でした。
写真はずいぶん広角で撮っていますが、実際結構広い天井です。
旧三井銀行小樽支店、外観も立派です。
街の歴史が感じられる場所でした。
この後似鳥美術館でアールヌーヴォー・アールデコグラスギャラリーを見たのですが、写真禁止だったので残念ながら写真がありません・・・
小樽運河沿いを通って小樽駅へ!
さてさて時刻は14:30、そろそろ小樽駅へ向かいます。
小樽の町は人力車の勧誘が半端ではないのでいつでもどこにでも人力車のお兄さんが待ち構えています。
商魂たくましく商業の町だけありますね。
運河沿いを通って駅の方へ。
今回の旅では入れませんでしたが、倉庫には運河食堂というフードコートのようになっている施設もあります。
この運河の景色ともお別れです。
何とか天気がもってよかった。
駅には不死鳥のような雲が!
最後の最後で快晴の空を拝むことが出来ました。
いざ函館
函館へはスーパー北斗で向かいます。
4時間ほどの移動です。
旅のお供は小樽の駅中で売っていた、なると屋の半身揚げ。
鶏の丸焼き、の半分で半身揚げです。
函館への車中、窓の外を見ると大分しけっています。
それもそのはず、台風が来ていたのでまさに台風に向かって進んでいった感じです。
函館
到着!
函館へ到着。
時刻は19時半。
雨が降っています。
ようこそ函館へ!
イカすぜ函館
函館駅についてみると、こんな能天気な天気ではなくて、台風の影響で私たちの乗ってきた電車がこの日の最終便になってしまったらしく、駅には行き先をなくした人たちが途方に暮れていました。
外に出ると雨はそれほど降っていないものの風が強い・・!
函館麵屋 ゆうみん さんで夕食
時刻はまもなく20時、風も強くなってきたし早いところ夕食を食べて宿へ行かなくては、という事でお店探し。
函館の海鮮は翌日いただく予定だったので、今回まだ食べていなかったラーメンを食べることに。
駅の近くですぐに入れそうなお店を探していると、ゆうみんさんを発見。
函館塩ラーメンとチャーハンのセットを注文。
とってもあっさりで、旅の疲れた体には刺激も少なくていいチョイスでした。
ごちそうさまです。
ホテルラビスタ函館ベイへ。
夕食を済ませたらホテルへ。
今回泊まるのはホテルラビスタベイ函館というホテル。
駅から少し離れているので、タクシーでホテルへ。
今回タクシーは一度も乗らずに行こう、と思っていたので負けた気分ですが、雨風強まってきたのでおとなしく乗りました。
でも、・・・た、台風が来てたけど、か、傘は一度も使ってないぞ。。。。!( ;∀;)笑
ホテルへ到着です。
チェックインを済ませてお部屋へ。
広くはないけど間接照明の雰囲気といいなかなかいい感じです。
部屋のお茶セットの中をのぞいてみると、コーヒー豆とコーヒーミルが。
おしゃれ。笑
豆を挽いて・・・
出来上がり。
ちょっと酸味と苦みが強かったですがおいしくいただきました。
源泉かけ流し
部屋で一休みしたら温泉へ。
露天風呂付きの源泉かけ流しです!
写真は撮ってないので下のサイトをご覧ください。
ちなみにどうやら女湯の方は風向き的に風が強かったため露天風呂は使用不可だったそうです。。
さて、本当に色々なところを回ったストイックな3拍4日の旅もいよいよ明日が最終日。
そろそろここらで、おやすみなさい。
※写真がだんだん雑、というかただの観光写真ぽくなってるのは、なるべくそのままの北海道をお届けできれば、という事で。
北海道 旅行記 〜美瑛、小樽、函館 3泊4日の旅 ③2泊目:小樽〜
2日目後半戦
こんにちは、こんばんは。
前回2泊目は全部書ききってしまう予定が長くなってしまったので2日目の午後、小樽編です。改めて2日目のスケジュールを振り返ってみると・・
- 5:30 coco rireを出発。美瑛の丘を眺めた後、早朝の青い池へ
- 8:00 ペンションへ戻って朝食のパンとメロンをいただく
- 9:30 ペンションをチェックアウト
- 10:00 四季彩の丘へ
- 10:30 四季彩の丘を後にしてJR旭川駅へ。
↓今日はココから
- 12:00 駅弁を買って小樽へ向かう電車に乗車
- 14:00 JR小樽駅へ到着!
- 14:30 ホテルノルドへチェックインして一休み
- 15:30 街へ出発
- 16:10 北一硝子3号館 北一ホールでピアノの小コンサート
- 18:00 小樽かま栄でおやつに「パンロール」を買って夕方の小樽運河を観光
- 18:30 ほぼ真っ暗になってきたので宿へ戻る
- 19:00 夕食。ホテル近くのすし田さんへ
- 20:30 小樽運河ナイトクルーズへ出発!
- 21:30 宿へ戻って就寝
・・・前回は時間で言うと6時間分くらいしか進んでないですね。笑
気を取り直して今回も写真多めでお届けしたいと思います。
小樽へ到着
さて、2日目の14時ごろようやく小樽へ到着。
こんな電車に乗ってきました。普通に撮るの忘れた。。。笑
中の様子。普通の電車ですね。
そして小樽駅はこんな感じ。駅舎自体は結構古い感じですね。
いいように言えばレトロ、趣がある、となるんでしょうが、どことなく少しさびれた感じもしないでもない。。?
ひとまず駅舎を後にして宿の方へ。
ちなみに、小樽の町はそんなに大きくないので歩いて回れると思います。
北一硝子や芸術村などの主要な観光地は全部徒歩圏内なので。
下の小樽観光協会のページから地図ダウンロードできるので行かれる際は見てみてください!
(というか今更ですが旅行記もいいけどおすすめの観光地とかまとめた方がいいですよねw )
小樽の観光スポットをちょっとだけまとめ
というわけでちょっとだけ観光スポットをご紹介。
上のページからダウンロードできる地図の切り抜きがこちら。↓
小樽の観光スポットというとこの辺が有名です。
今回の旅では小樽三角市場と青の洞窟ツアー以外は行ったのですが、個人的に特に見ごたえのあったと感じたのはニトリ小樽芸術村です。
詳しくは3日目に実際に行った所で書こうと思いますが、一番美術館らしい、というか、他が商業色が強すぎるというか。。。笑
ステンドグラスを通して、そこに描かれているキリスト教の世界をかなり深く学べます。
後は小樽運河のナイトクルーズもせっかくですし行って損ないかと思います!
船の方が小樽の町の歴史とかも説明してくれますし。
ちなみに青の洞窟ツアーは荒天につき結構だったので行けなかったのです。。。
寄り道しながらホテルへ!
さて、雑なまとめで小樽の観光スポットが分かったところで戻ります。
これだけじゃ分からん!という抗議は甘んじてお受けします。
さて、今回泊まったのはホテルノルド。
小樽駅から北にまっすぐ歩いで大体10分くらいでしょうか。
商店街なんかのある比較的大きな通りをまっすぐなので道に迷うことはないと思います。
途中には地元の商店街なんかもあります。
その他道中には旧手宮線という北海道で最初の鉄道の跡なんかもあります。
今ではすっかり若い人たちのインスタ映えスポット化してましたが^^;
(私もまだ若い人か。。!笑)
そうこうしているうちにホテルノルドへ到着。
ホテルノルドへチェックイン
時刻は14:30。小樽駅からなんだかんだのろのろと20分くらいかけて到着。
外観はこんな感じ。
曇っていたせいもあって、結構さびれた建物なのかと思いきや、近くまで来てみると綺麗。
さながら西洋の客船、といったような雰囲気でしょうか。
入ってすぐのエントランスもなかなかおしゃれ。
ステンドグラスなんかもあります。
チェックインを済ませて客室へ。今回宿泊したのはエグゼクティブツインリバービューという結構よいお部屋。
久しぶりの旅行だったのでこのくらい、ね。笑
今年に入ってからリニューアルされたばかりのお部屋とのことで流石に綺麗!
↓このお部屋!
窓の外の景色!曇っているのが残念・・
お風呂場はホームページに載っているのはどうやら古い写真のようで、実際はこんな具合!
スケスケ!(*'▽')笑
この日は朝5時半に出発していたので流石に疲れた、、!という事で休憩がてら小樽の回り方を考えていたら・・・
翌日行くはずだった小樽の青の洞窟ツアー中止!!
確かに天気悪くなってきたな、とは思ってましたが、この段階で翌日の全便欠航を決めていたとは。。。!
これは誤算・・・
ちなみに、このときちょうど関西国際空港に大打撃を与えたあの台風21号が近づいてきていたのでした。
実際小樽に向かってくるとき海のすぐ横を走ってましたが、かなりしけってました。。。
青い洞窟は小樽でなくてもまぁどこにでもある、と言い聞かせて代わりにこの日の夜の小樽運河ナイトクルーズに申し込み。
小樽運河クルーズの発着所はホテルノルドを出てすぐのところなので、街を散策がてら外へ。
小樽散策
さて、ホテルノルドを出るとすぐ小樽運河です。
多分小樽観光、と調べると一番最初に出てくるのはこの場所の写真ではないでしょうか?
なかなか趣ある景色ですね。右奥に移っているのは缶詰の工場だそうで、昔仮面ライダーのショッカーのアジトとしても使われたんだとか。
ちなみにまさかのいまだに現役の倉庫だそうです。こんなに古いところで大丈夫なんでしょうか・・・笑
運河沿いのお店にはテラス席なんかもあります。
直角に覗き込む観光客もいます。
小樽の町を歩いているとちらほら見かけるのがこんな柵。
雪崩防止の柵みたいですが、やや心もとないような・・?笑
北一硝子三号館 北一ホールでピアノ小コンサート
しばらく歩いていくと北一ヴェネツィア美術館が。あったのですが、どうにも商売っ気が強すぎてスルーしてしまいました。。。
ただ、売っていたガラスペンは思いのほか書きやすかった!笑
ちなみにこの辺でばったり大学の後輩に会いました!
まさかこんなところで会うとは!!日本は狭いですねぇ~
さて、北一ヴェネツィア美術館を通り過ぎてもう少し行くと北一硝子三号館へ到着。
中にある北一ホールで16時過ぎからピアノの小コンサートがあるとのことで入ってみることに。
入ってみると中々の雰囲気。
中に入るには何か注文しなくてはいけない、という事で紅茶のソフトクリームを注文。
隣のテーブルでは中高生くらいの旅行客が疲れて寝てました。
確かにかなり暗いし割と静かなので眠るには持って来いですね。笑
ほどなく演奏が始まりました。
STEINWAYのピアノと、シャンソンでも弾いていそうな雰囲気の女性。
パッヘルベルのカノンなんかを演奏されていたんですが、ふと思い出したのが下の動画。
周りにキラキラした暖色の 灯りがあって、ピアノの演奏をしている、というのと、この曲の使われたジブリ映画「紅の豚」のシャンソンを歌う女性の姿とどこか重なるようなちょっと昔の哀愁のあるような雰囲気が重なったからでしょうか。
なかなかいい雰囲気なので是非とも行ってみてください!
ちなみに横はショップになっているのでステンドグラスのランプなど色々売ってます。(ここは他の北一硝子のお土産物屋さんほど商売商売していないような気がします。)
外に出ると大分陽が傾いてきていました。
少し足を延ばして小樽オルゴール堂へ。
ここは逆に接客する気があるのだろうか、と思ってしまうくらいでした。
アンティークなオルゴールがたくさん置いてあるだけ。笑
しかし!実はかなりレアなオルゴールの音を実際に聞くことが出来るのです!
特にオルゴールの3重奏は音の深みがすごいので是非聞いていただきたい。
なんというか、建物の外観もいいのにもったいない、と思ってしまいました^^;
3日目にもう一度この場所を訪れるので、その時に細かいことは書こうと思います。
6時のおやつはパンロール
お昼が駅弁だけだったのでおなかがすいてきた、という事で近くにあったかま栄さんで「パンロール」を頂くことに。
かま栄さんは小樽に本店を構える老舗かまぼこ屋さんなのですが、「パンロール」って何?という方も多いと思うのでご紹介しておきます。
パンロールは昭和37年に弊社先代社長、佐藤公亮が発明した生粋のかま栄オリジナル商品です。
かまぼこをスナック感覚で食べることは出来ないか?ということを追求した結果、すり身をパンで包むという発想に至りました。
それは当時のかまぼこの世界では有り得なかった常識破りの製法でした。
文章だけではあんまりよく分からないと思うので写真を。結構大きいです。
中はこんな感じ。本当にかまぼこをパンの記事で包んだような感じですね。
これが思いのほかおいしい!
食べる前はパンの部分がちょっと油っぽそうだな、なんて思ってたんですが、食べてみると意外とさっぱりとしてます。
そしてまたパンの部分のすこしさっくりした触感と、中のかまぼこの弾力感が絶妙。
ちょうど出来立てだったのもあって程よく温かく、美味しくいただきました。
手も汚れないのでスナック感覚で食べ歩きにもちょうどいいと思います。
小樽に寄った際は是非食べてみてください!
夕暮れの小樽運河
時刻は18時を回り、いよいよ暗くなってきました。
天気があまりよくなかったので夕焼け空らしい空は拝むことが出来ませんでしたが、これはこれで趣があると思います。
運河沿いにはこんな絵になるおじいさんも。
周りの人も結構写真撮ってました。笑
地元では有名な人なのかも?笑
ナイトクルーズは20時30分からに申し込んだので後2時間くらいある、という事で夕食を食べることに。
お店がたくさんありすぎて迷ったのでホテルに戻ってまたまたおすすめを聞いてみることに。
とその前にちょうど陽が沈みかけて、ホテルがいい具合だったので三脚を立てて何枚か。笑
すし田さんへ
ホテルのボーイさんに何件かお店を聞いて、そこそこリーズナブルな価格でお寿司が食べられるすし田さんへ行ってみることに。
ちなみに小樽は港町だけあって、寿司屋通り、というような寿司屋がたくさん並んだ通りなどもあり、町中寿司屋がたくさんあります。
注文したのはこちら。↓
名前は忘れてしまいましたが値段は確か3000円くらい。
ネタもシャリも程よい温度感で、生臭さが全くない!!
都内でもたまに寿司食べたりしますが、ちょっといいお寿司でも冷凍臭さが残っていたり、冷やしすぎでネタの油の舌触りがいまいちだったり、という事が結構多いんですが、流石に鮮度が違うのでしょうか、全然生臭くない!
特にウニにはびっくりしましたね~。どうしても都内だと運ぶ間に鮮度が落ちるんだなぁ、というのを実感しました。
いざナイトクルーズへ!
お寿司を食べた後はこの日最後のイベント、小樽運河ナイトクルーズ。
船の乗り場へ。一番乗りだったので船の先頭の席へ。
川面(といっても海ですが。)に近いので地上よりもひんやりとしています。
下から見ると川面に反射したランプの灯りがよりキラキラして見えます。
橋の下は結構すれすれ。
内側の水路を行った後は外の海の方へ。小さな船で沖の方まで出るので、波が高かったらすぐ結構になるのは内海とはいえ納得。
このとき星が見えるくらい空には雲がなく、空はかなり真っ暗だったので人によってはちょっと怖いと感じた人もいたかもしれません。
再び内側の水路に戻ってきました。先ほども登場したショッカーのアジト!
夜の暗い時間だと、本当にただの廃墟にしか見えません。笑
ちなみに真ん中に見えるらせん状のものは、水揚げした魚介を上の階へ運ぶためのエレベータのようなもの。当時としては画期的なものだったんだとか。
30~40分ほどかけてクルーズは終了。最後には一組ずつ記念写真を撮ってくれます。
船から降りた後にもう一枚。
こうして朝5時前から始まった2日目もようやく終了。
宿へ戻って死んだように眠りについたのは言うまでもありません。笑
今回はここまで。次回は今回紹介しなかった小樽市内観光について書きます。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
それでは。
北海道 旅行記 〜美瑛、小樽、函館 3泊4日の旅 ②2泊目午前:美瑛〜
※写真の無断転載その他無断での利用は発見次第しかるべき処置を取らせていただきます。
2日目のスケジュール
こんにちは、こんばんは。
今日は旅行2日目、書いていきます。
この日の旅程はこんな感じ。この日もなかなかハード。笑
- 5:30 coco rireを出発。美瑛の丘を眺めた後、早朝の青い池へ
- 8:00 ペンションへ戻って朝食のパンとメロンをいただく
- 9:30 ペンションをチェックアウト
- 10:00 四季彩の丘へ
- 10:30 四季彩の丘を後にしてJR旭川駅へ。
- 12:00 駅弁を買って小樽へ向かう電車に乗車
- 14:00 JR小樽駅へ到着!
- 14:30 ホテルノルドへチェックイン
- 15:30 一休みして街へ出発
- 16:10 北一硝子3号館 北一ホールでピアノの小コンサート
- 18:00 小樽かま栄でおやつに「パンロール」を買って夕方の小樽運河を観光
- 18:30 ほぼ真っ暗になってきたので宿へ戻る
- 19:00 夕食。ホテル近くのすし田さんへ
- 20:30 小樽運河ナイトクルーズへ出発!
- 21:30 宿へ戻って就寝
美瑛
美瑛の朝はA.M.5:30から
思えば1日目の朝A.M.5:30ごろに家を出たような気がしますが、この日も5:30ごろに宿を出て朝の美瑛、青い池を見に出かけたのでした。
実は個人的にこの日の朝の天気が一番気になっていました。
というのも、朝もやに包まれる美瑛こそ、一番見たかった美瑛の景色だったからです。
この日の朝、外に出た時のひんやりとして、それでいてほのかにオレンジ色の暖かな光の差す空を見た時、これはもしかして!と思いました。
写真を撮るとき、天気は快晴がいい、と思っている方が多いような気がするのですが、個人的にはちょっと雲が出ていて、日が差し込んだり隠れたり、という天気の方がドラマチックで好きなのです。
この日の朝の天気はまさにそれに近いものでした。
そして期待を胸に近くの新栄の丘へ行くと・・・
見事に朝もやが出ているではないですか!!
この写真でその時の感動をお伝え出来ているか不安ですが、得も言われぬ景色でした。
漢字で表すと、静・謐・浄とかそんな感じでしょうか。
ちょっと脱線しますが、この景色を見て思い出すのはシベリウスの交響曲第二番の1楽章冒頭。
弦楽器の穏やかに押しては引いていく波のような6/4拍子の四分音符の後にオーボエ、ホルンが朗々と奏でる、美しい情景の浮かぶ冒頭部。
あるいはチャイコフスキーの交響曲第2番の第二楽章、Andante Cantabile。
弦楽器の静かでやや憂いを帯びたような付点二部音符の流れの後に歌いだすホルンの音色。
当時は期待に胸を躍らせてこの景色を見ていたので、チャイコの5番よりも軽快なシベリウスの2番でしたが、この地に住んでいてもっと落ち着いて見ていたらチャイコの音色が頭の中で流れていたのではないか、なんて思います。
・・・さて、脱線はこの辺にしておきます。笑
朝の美瑛市内はご覧の通り人影も車影もなく誰もいないです。
再びの青い池
朝の感動的な景色の新栄の丘を後にし、市街を抜けて青い池へ。
途中車と一台だけ遭遇しましたが本当にガラガラでした。笑
ゆっくりと観光したい場合は絶対に朝がおすすめ!
そして朝7時頃の青い池がこんな感じ。
白樺の木と青い池、逆光に照らされる緑の色彩が綺麗。
ススキと青い池のコントラストも素敵。
日によって湖面のコンディションが違うと思うので一概には言えませんが、朝方の方が青いような気がします。
時間に余裕のある方はぜひ両方行って見比べてみてください!
青い池の近所の白髭の滝へ
青い池を堪能した後は近くの白髭の滝へ。
橋の下をのぞくと、青い池にそそぐ青い川が流れてるんですが、これが中々の高さ!
高所恐怖症な人には結構怖いかも?
三脚を持ってたので、お約束のように一応白滝のような写真、撮りました。笑
青い池と白髭の滝を見たら朝食を食べにペンションへ。
帰る途中でこんなものも。大気中の水蒸気やらに朝の太陽の光が当たって虹色の環っかのようなものが。
結構意識しているとこういうのは都会でも見られるんですけどね。
晴れていてうっすら雲がかかったような天気の時は空を見上げて探してみてください!
ペンションへ戻って朝食
宿へ戻ってきたのは大体8時くらい。陽が大分昇ってきて、ペンションはとてもメルヘンな感じに。
朝食はメロンと手作りのパンでした!
パンの方は宿の方が朝焼いて持ってきてくれます!
(前日に、朝食は焼きたてを持っていくために何時ごろがいいか聞いてくれたんですが、青い池に行ってしまっていてご迷惑おかけしてしまったのでこの場を借りて・・・*1笑)
メロンもパンもとても美味しくいただきました!
ちなみに今回泊まったペンションcoco rireさんは、全室離れのコテージ3棟からなるペンションで、1日3組限定。
旅行サイト(じゃらんとか楽天とか)で色々探していて、朝の景色を見るためにも丘の上の宿がいいなぁ、と思って探していたら見つけたお宿でした。
場所としては新栄の丘という丘の上にあるんですが、この新栄の丘にある公園が夕焼けの名所として知られているんですが、下の地図を見ていただくと分かる通り、山に囲まれた美瑛の町のほぼ真ん中に位置しているのです。
そうすると何がいいかというと、東西南北さえぎるものが少なく、夕陽だけでなく、朝日も綺麗に見えるという事です!
そんなわけで、今回泊まるならここしかない!という感じで予約しました!
当初はレンタカーではなくバスやタクシーで回る予定にしていたのですが、やはり是非車で来るべき場所ではあるなと思いました^^;
ちなみにペンションの中はこんな感じ。
実際は築5年位だそうですが新築なんじゃないかと思うくらい綺麗でした!
(ベッドがやや乱れているのはチェックアウト前にそそくさと直して急いで撮ったからなのであしからず。)
そんなわけでとても感じのいいご夫妻と小綺麗なペンションで、とても良い時間を過ごせました!
美瑛に行かれた際は利用してみては?
ペンションを後にして四季彩の丘へ
ペンションをチェックアウトした後は、やや急ぎ足で四季彩の丘へ。
前日に富良野のファーム富田でも花畑は見たからいいかな?と少し思いつつも、美瑛の有名スポットの一つという事で行ってみました。
このとき10時くらいだったでしょうか。(小樽へ向かう電車が、旭川駅12時発で、美瑛から旭川までが車で約50分なので、だいぶ時間がぎりぎりなのがお分かりいただけると思います^^;)
さて、下の写真が四季彩の丘の園内に入ってすぐのところ。
干し草で出来たろーるちゃんがお出迎え。笑
ちなみに入園料とかは特にないです。
園内はそこまで広くはないので歩ける距離ではありますが、トラクターが運航していて、乗ると園内をぐるっと一周連れて行ってくれます。ただし、ぐるっと一周といっても奥の方にまではいかないので園内全体を回りたい人は歩いた方がいいのかも?
ちなみにこのトラクター、非常に揺れるので、乗りながら写真を撮ろうとすると、ほぼほぼ写真、ぶれます。笑
(シャッタスピード1/1000位はないとブレる気が。)
なので、写真を撮りたい人もおとなしく歩いた方がよいでしょう。笑
滞在時間約30分という短さで、思ったよりはこじんまりしている印象でしたが、やはり美瑛を代表する観光地という事で、一度見ておいて損はないと思います。
ちなみに私が訪れたのは9月初めでしたが、時期によって咲いている花も違うので、ホームページで咲いている花を確認してみると参考になると思います。
四季彩の丘を見た後は水分補給代わりにふらのメロンゼリー!
確か300円くらいで470g!大分食べ応え(飲みごたえ?)があります。
大きい割には意外とちゃんとメロンの味がしました。笑
旭川駅から小樽へ
四季彩の丘から約50分、旭川に無事到着してレンタカーも返し、旭川駅へ。
駅は新しくてとてもきれい!前に金沢とか行った時もそうでしたが地方の大きな駅ってどこも綺麗になってきてるんですね~
美瑛、旭川を後にして小樽へ向かいます。
旭川から札幌までは特急ライラック(もしくはカムイ)号で約90分!
そこからJR快速エアポートで小樽で行きました。
エキナカのお店で買った駅弁を食べて、小樽へ!
本当は2日目全部書ききってしまおうと思いましたが長くなってきたので今日はここまで!
もしもっと美瑛のここが知りたい!などありましたらコメント欄などでお知らせいただければと思います!
つづく。
*1:+_+
北海道 旅行記 〜美瑛、小樽、函館 3泊4日の旅 ①1泊目:美瑛〜
北海道旅行!
こんにちは、実に半年以上ぶりの更新となってしまいましたが、北海道3泊4日の旅の記録をお届けしようと思います。みなさんの旅の計画の参考になれば幸いです。
なんといってもずっと前から訪れたいと思っていた美瑛に行けたこと、そして天候に恵まれ、まさに思い描いていた、見たかった美瑛の姿を見ることが出来ました!
1回目の今回は旭川〜美瑛の記録です。
旅の全体スケジュール
今回の旅では3泊4日で主に美瑛、小樽、函館の三都市を回りました。
冷静に考えてかなりバタバタとハードに色々回りました。笑
ざっくりとスケジュールを書いてみると、こんな感じ。
- 1日目:旭川空港から美瑛へ
- 2日目:午前美瑛観光の続き、午後小樽へ移動。夜景クルーズなど。
- 3日目:小樽市内観光。午後函館へ。
- 4日目:五稜郭、元町観光、ロープウェーで函館市内を見下ろした後、函館空港から羽田空港へ。
今回のコースは割と全部回りたい欲張りさん向けのコースで正直結構ハードなので、それなりにのんびり回ろうと思う方は1.5倍くらいに引き伸ばすくらいな感じでちょうどいいかも?
美瑛観光
全体スケジュールから、美瑛観光の部分にしぼって、もう少し細かく書いてみます!
旭川空港からパッチワークの路を抜けて富良野の富田ファームへ。その後青い池に行って最後は新栄の丘のペンションへ。
今回回ったところをGoogle mapにしたので貼っておきます!
羽田空港から旭川空港経由で美瑛へ
ここから旅の詳細の記録です。
飛行機から北の大地を見下ろす。飛行機で隣だった人が撮ろうとすると身をよけてくれました( ;∀;)
荷物を受け取ったら旭川空港からニッポンレンタカーさんのシャトルバスでレンタカー乗り場まで。
乗車時間は約2分。笑
10:30 旭川空港でレンタカーを借りていざ美瑛へ!久々の運転怖かった。。。笑
(下の写真は車の助手席から。下向きの矢印のおかげで雪が降っても道路と歩道の境目が分かるんだそうな。)
美瑛にてパッチワークの路を周る。
ちなみに今回の美瑛のルートはニッポンレンタカーの店員さんに教えてもらいました!地元の方に聞くのはやっぱりいいですね!
写真はパッチワークの路の中のスポットの一つ、ケンとメリーの木。昭和47年の日産スカイラインのCMで使われた場所なんだとか。
まぁただの木といえばただの木なんですが、有名スポットということで皆さん写真を撮られておりました。
パッチワークの路にはケンとメリーの木のほかに、ぜるぶの丘、セブンスターの木、マイルドセブンの丘、北西の丘展望公園といったスポットがあります。
下の写真はマイルドセブンの丘。北海道の真ん中にいるんだなぁというのが実感できるような、広さを感じられるスポットでした!
パッチワークの路を抜けて富良野のファーム富田へ
パッチワークの路を回ったら南下して富良野へ!
富良野へ向かう途中、丘のさんぽ道にて小柄な何とも見た事の無いようなスタイルの馬と戯れてきました。
今回は食べませんでしたがジェラートなんかがいただけるみたいです。
羊や牛なんかもいます!
さらに南下してさらにちょっとだけ寄り道、ラベンダー畑、かんのファーム。
こんなラブリーな撮影スポットも!
9月初週で、ラベンダーも咲いてました!
おなかがすいてきたのでインカのめざめのフライドポテトを間食。
ぽくぽくでとても甘い!
ファーム富田へ到着!
13:30 富良野のファーム冨田へ到着!
お昼がまだだったので、ファーム富田内のカフェ ルネにてカレーラスを頂きました。
店内はこんな感じ。外向きの席もあります。
食事が済んだら園内を散策。園内にはいくつか花畑があり、時期ごとに違った花が咲いているみたいなんですが、私が訪れた9月初週は花人の畑にはケイトウの花がとても綺麗に咲いていました!
秋の彩りの畑もなかなか見ごろでした。
富良野といえばラベンダー!と思うわけですが、あいにくラベンダー畑はそんなに咲いていませんでした^^;
代わりに(?)ラベンダーを練り込んだチーズケーキとソフトクリームを頂きました!
なかなかおいしかったです!
時間は15時半ごろになり、そろそろ次の目的地へ!
Macの壁紙で有名になった青い池へ
次の目的地は、写真家のケント白石さんが撮影し、Macの壁紙に採用されたことで一躍有名になった青い池。
最近は”インスタ映え”を求める若い層にも人気のスポットだそう。
(ちなみに旅行に行く前に色々なガイドブックを比較してみると、まだ青い池がのっていないガイドブックもありました。)
レンタカーの店員さんには、「ただの小さい池よ」と言われていたので、そんなに大したことないかな?と思って行ってみたら、思ったよりも青かった!
事前に何時ごろ行くのがいいか調べたんですが、朝方か夕方15時過ぎくらい、というのが多かったのですが、私が到着したのは16時半くらいになってしまっていました。が、なかなか青かったので満足!(ちなみに翌朝、やっぱり気になって朝の青い池も見に行ってしまったのですが、人も少ないし、前日に雨が降ったりしていなければ水面も綺麗なので朝方の方がおすすめかも?)
印象的だったのは、美瑛の他の観光地と比べて、若い人たちの多いこと多いこと!”インスタ映え”ですね・・・
ペンション coco rireさんにチェックイン
時間もそろそろ18時に近くなってきて、あたりが暗くなり始めてきたので1日目の宿、ペンションcoco rire(ココリール)へ向かうことに。
するとその途中でこんな景色が・・・!
この写真で様子がうまく伝わっているかは分かりませんが夕焼けに照らされた靄が畑にかかり始めて幻想的な風景が。
日が沈んでだんだんとひんやりとした空気になり、心が現れるような気分。
これもまた美瑛の見たかった景色の一つ。
美しい風景を後にしてペンションへ。到着すると経営されているご夫婦がお出迎え。
非常に丁寧に中の設備を説明してくださいました。
ペンションの方がくれた食事処マップで夕食の場所を探し、美瑛の駅近辺へ。
どこも早くに店が閉まってしまうので要注意です。(18時頃にチェックインして市外へ出ていきましたが、本当に店が開いていない。。。)
美瑛市街のイタリアンカフェ Abeteさんで夕食
色々探して何とか空いているイタリアンカフェ Abeteさんを発見!
地元の野菜などを使ったピザやパスタを頂きました。
デザートのケーキもおいしかった!
食事をおえて店を出る時に店員さんとお話ししたところ、なんと私と同じ横浜の出身で、以前観光で美瑛を訪れて美瑛の風景にほれ込み、移住してしまったんだとか!
確かに綺麗だもんなぁ。。自分もそのうち・・・笑
食事を終えてペンションへ。すると・・・
食事と会話を楽しみ、宿へと戻る途中、空を見上げると星が出ていました。
そこでペンションのすぐ近くの新栄の丘公園に駐車して外へ出てみると・・・
天の川!!!
実は写真やってるくせに天の川って見たことなかったんですが、綺麗ですね。笑
三脚を取り出して、しばらく夢中で撮影していました。
天の川と別の方向にはそろそろ月が登ってこようかという所。
地平線ちかくの月に照らされた遠くの建物が何とも幻想的。
天の川が沈んでいってしまったので新栄の丘での撮影を切り上げて宿へ。
するとペンションからも星空を見ることが出来ました!
下の写真はペンションcoco rireさんの母屋と星空。
1日目のおわりに
こうして旅行1日目の観光はおしまい。青い池はもう30分くらい前に到着したかった、と思わないではないですが、おおむね思い通り回れました。
実は当初はバスツアーや電車を活用して美瑛観光をしようとしていたんですが、振り返ってみると、レンタカーにしてよかったな、と!(3日前くらいまで空きがたくさんあったので予約しておらず、前々日に見たら全部埋まっていた、というギリギリさが功を奏しました。。。笑)
私が色々なところできょろきょろして写真を撮るタイプであるというのもありますが、ちょっと寄り道してつまみ食いしたり、気になったところで停車してのんびり観光するのが美瑛という街ととてもあっていると感じるので、是非レンタカーをおすすめしたいです!
最後の夕焼けなどはレンタカーでなければ絶対にゆっくり見ることが出来なかった景色ですし。
こういう広大な土地だと、地元の方がすごいスピードで車を運転しているようなイメージがありますが、意外にも皆さんかなりゆっくりと運転されてました。他の観光客の方々ものんびりと運転されてたので、ちょっと運転自信ないな、、、という方も是非是非運転してみてください!
本当は美瑛の朝まで同じ記事で書いてしまおうと思っていましたが、長くなりそうなので、つづく!
※写真の無断転載その他無断での利用は発見次第しかるべき処置を取らせていただきます。
ずばり、「いいかんじ」な写真を撮るには?
今回の記事について
こんばんは、なかなか更新が出来ておりませんいしがみです。
なかなかちゃんと書こうと思うとまとまった時間が取れず……
なので今回はもう少し気楽に書いてみます。(結局まぁまぁ長めになってしまった・・・)
お題はやっぱりよく聞かれる「社会人になってカメラ買ったけどなんかイマイチ。どうすればいい?」について。
はじめに結論書いちゃいます。笑
どうすればいいか、単焦点レンズを買いましょう!
イマイチな原因
ずばり言いましょう、それはおそらく買った時について来たズームレンズを使っているから!!
…だいぶ乱暴ですが、大抵の人の場合原因はこれです。
買った時のズームレンズが悪いと言っている訳ではありませんが、このズームレンズで「いいかんじ」に撮るにはそれなりに知識や技術が必要だったりするわけです。
なぜならこのズームレンズは大抵のものをソツなくなんでも撮れる便利レンズだからです。
つまり、面白くはない写真、が撮れてしまうわけです。
なぜ面白くない?
これも一言で言いましょう、多くの人がカメラに期待する「ボケ」を作りづらいからです。
づらい、と書いたのは、知識や技術があればそれも可能だからですが、その辺は今回は置いときます。
この辺の過去記事の最後の方に少しだけボケについて書いたところがあるのでそれを読んでみるといいかも。
そしてなぜボケづらいのかと言えば、そのズームレンズの「開放F値」が大きいからです。
「開放F値」ってなんぞや?についてのちゃんとした解説はまた今度にするとして、例えばCanonではじめについてくることの多いこのズームレンズ
EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM
こちらのレンズの場合、開放F値は18mmの時は3.5、55mmの時は5.6、といった具合になります。
これだけだとよくわからないかもですね。
なので今回は別に開放F値がなんだかわからなくてもいいです。笑
ただ、この開放F値が小さいレンズほどぼかしやすいんだな、という風には思っていてください。
「いいかんじ」にするには単焦点レンズをつかおう!
ここではじめに書いた結論につながります。
開放F値がなんだかわからなくても、被写体以外がボケた、いい感じの写真を撮るには、「単焦点レンズ」をつかいましょう!
「単焦点レンズ」とは「焦点」が「単=ひとつ」、つまりズームできないレンズになるわけですが、ズームできないなんて不便じゃないか、とお思いかもしれません。
ですが、この単焦点レンズには補って余りある長所がいくつかあります。
長所1:ぼける&画質がいい
ひとまずはこれに尽きると思います。単焦点はズームができない代わりに開放F値が小さくなっています。大抵入門用の単焦点ではF1.8のものが多いです。
では実際にF1.8とF5.6ではどのくらい違うのか、というのを見ていただきましょう。
【50㎜ F5.6】
【50㎜ F1.8】
いかがでしょう?上の写真の方がF5.6、下の写真はF1.8で撮影されています。後ろの本棚のボケ具合とか、結構違うのが分かると思います。
長所2:暗いところでも撮りやすい
先ほどのズームの開放が3.5とか5.6だったのをみると、だいぶ小さいですね。
これ、どのくらい違うのかというと、カメラの感度(ISO、って数値で表します)とシャッタースピードが一緒だった場合、カメラのセンサーに当たる光の量が3.5だと4倍、5.6だと10倍になる計算です。(計算式はここでは省きます)
上の写真の例で言うと、感度はそれぞれ640と6400で、シャッタースピードはどちらも1/100なので、仮に感度を一緒にすると、F5.6の方は1/10という事になります。
1/10では写真がぶれてしまいますね。
よく最初についてくるズームレンズで撮っている人で、「一眼レフは暗いところでブレる」と思っている人は、このシャッタースピードが遅いのが原因です。
ちなみに、スマートフォンの写真て、結構ぶれないと思うんですが、それはなぜかというと、実は例えばiPhoneのカメラの場合、F1.8のレンズと手振れ補正がついているからなのです!
これによってiPhoneはあまり感度を上げなくてもブレずに綺麗な写真を撮ることが出来るようになっているわけです。
(高感度にするとざらざらした映像になるのはなんとなく分かりますよね?動物の生態なんかを追う時に夜中の超高感度カメラ映像なんて見たことあると思いますが、ざらざらしてますよね?)
では何を買えばいいのか?
単焦点レンズのメリットをおおまかに書いてみましたが、じゃあ何を買えばいいのか?という疑問に対して、各カメラメーカーごとに見ていきたいと思います。
ちなみに、使っているカメラによって、使用できるレンズが違うので、必ず買う前に自分の持っているカメラにそのレンズが対応しているのかを確認してください!
この後の説明は、キヤノンとニコンはセンサーサイズがAPS-Cサイズ、オリンパスとPanasonicはマイクロフォーサーズサイズであるという想定で書いてます。もしセンサーサイズって何ぞや?自分のカメラは?という方は、Googleで調べて不安だったら店員さんに聞いてみてください。笑
もっと言うとこのサイトでレンズとカメラを指定して検索ができるので、自分の持っているカメラと、買おうとしているレンズでどんな写真が撮れるのか、是非見てみてください!
キヤノン一眼レフの方
キヤノンを使っている方の場合は、このどれかがおすすめです!
・特徴:とにかくボケを楽しみたいならコレ!、安い、この中では一番大きい
・特徴:少し広い範囲を写せる、軽い
・特徴:普段使いに便利な広角系レンズ、軽い、安い、そんなにボケない、フルサイズでは使えない*1
50㎜の方はポートレートなんかを撮るのにちょうどいい感じで、40㎜の方は50㎜の方よりさらに小型なので、散歩しながら撮るにはこちらもいいかもしれません。24㎜の方はさらに広角なので、カフェなどでおしゃれな写真を撮るにはこれが一番使いやすいかも?
50㎜の方がボケやすい代わりに、入門用の一眼レフだと、焦点距離が50㎜×1.6=80㎜となり((キヤノンやニコンの場合入門用一眼レフではAPS-Cというセンサーサイズが使用されています。このAPS-Cというセンサーサイズのカメラの場合、焦点距離は実際の50㎜などの数値をキヤノンなら1.6倍、ニコンなら1.5倍にした焦点距離になっています。カタログなんかだと、フルサイズ換算何ミリ、みたいな書き方がされていることがありますが、例えば50㎜のレンズをAPS-Cのカメラで使う場合は、換算80㎜、という事になります。ややテクニカルなので、実際にお店で覗いてみて、狭いな、広いな、といった感覚、結構望遠になるのでテーブルフォトなんかで使うにはかなり狭いと感じるかもしれません。
その点40㎜の方だと、40×1.6=64㎜となるので、やや広くて使いやすいかもしれません。
24㎜では24×1.6=38.4mmなので、比較的人間の目で見たのと近い感じになります。
下のページでは50㎜のレンズと、EOS8000Dという入門者向けのモデルで撮った写真の作例が載っているので参考にしてみてください。
条件を変更すると40㎜、24㎜の方の作例も見られるので、どれが自分好みかで決めてしまっていいかと思います!
個人的には50㎜が一番ボケるので、レンズを買った効果を実感しやすいかなと思います。
キヤノンミラーレスカメラの方
キヤノンミラーレスを使っている方は、今のところそんなに選択肢は多くないというのが正直なところ。
実際は多分コレを買うのが正解かと!
22㎜なので、22×1.6=35.2㎜となり、普段使うにはかなりちょうどいい感じです。
薄くて軽いですし、キヤノンの小さめのミラーレスにはよくあってる印象です。
ニコン一眼レフの方
ニコンの一眼レフの方は、このどちらかかな、と思います。
AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G - 概要 | レンズ | ニコンイメージング
AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G - 概要 | レンズ | ニコンイメージング
このほかにもう少し広角よりのものもあるのですが、値段が7、8万円してしまうので、現実的なのはこの二つ。
あとは、予算がもう少し許せばこれもとってもいいレンズです。ちなみにキヤノン用もあるのでそちらもどうぞ!
30mm F1.4 DC HSM | Art | プロダクト | レンズ | SIGMA GLOBAL VISION
個人的には35㎜の方が広角よりでカフェなんかでのテーブルフォトなんかでは使いやすいかなぁと思います。
Olympus、Panasonicの方
オリンパス、パナソニックのカメラの場合はメーカーが異なってもカメラやレンズの規格が似ているため(マイクロフォーサーズという規格。)、レンズはどちらのメーカーのものでも基本的には使用することが出来ます。
一応おすすめは4本!
交換レンズ M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8|オリンパス | 交換レンズ M.ZUIKO PREMIUM | オリンパス
交換レンズ M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 | 交換レンズ M.ZUIKO PREMIUM | オリンパス
マイクロフォーサーズの場合はレンズの実際の焦点距離は2倍になるので、25㎜のものは50㎜、20㎜のものは40㎜、17㎜のものは34㎜、という風になります。
なので、広角よりのテーブルフォトが撮りたい方はオリンパスの17㎜がいいかもしれません。
あとは、正直レンズの作りはPanasonicのものよりオリンパスのものの方がいい印象です。笑
かわりに値段も少し高かったりするので、安い方がいい!という人はパナソニックの方を買うといいかもしれません。笑
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回のまとめとしては、一眼レフっぽい、いいカメラで撮ったような写真を撮るには「単焦点レンズ」を使ってみよう、という事で、各社のおすすめレンズの例、後は作例を見るためのサイトについて書いてみました。
騙されたと思って使ってみてください!写真自体も上手になるし、綺麗なボケが作りやすいので、いい写真が撮れた、という満足感をきっと得られると思います!
自分のカメラの場合はどうだ。。?という疑問質問もあるかと思うので、その場合はコメントに書いていただくか、個別に聞いていただければお答えします!
おそらくFacebook経由で聞いていただくのが一番いいかと思います。
https://www.facebook.com/ryo.ishigami.9
ではでは今日はこの辺で!
読んでいただいてありがとうございました!(^^)/
*1:EF-Sという風にEFの後にSが付いているレンズはフルサイズというもっとセンサーの大きなカメラでは使えません。後々ステップアップでフルサイズを使うかも、っていう人にはEF-Sレンズじゃない方がいいかも?ただまぁそうなったら売ればいいという話なのでそんなに気にしなくてもいいかもしれません。
2018年 新年のご挨拶とお年玉【お買い得カメラ情報&iPhoneでもいい感じの写真を撮るには?】
”シュウカツ”のあれこれに囚われず、高らかにカバンを放り投げる図。
新年のご挨拶
やや出遅れてしまいましたが、あけましておめでとうございます!
こちらのブログはまだ始めてから一か月も経っていませんが、2018年も継続して更新していきたいと思います。
2017年は写真をちゃんと撮り始めて最初の年で、毎週土日のどちらかは撮影に行っており、ワークショップを開いたり、写真の展示会に出させていただいたりと活動の幅を広げられた年でした。
終盤はなんのために写真を撮って、どうしていきたいのか、など写真の哲学的なところで考えがつまったりもしていましたが、今後も何のために、という所は常に考えつつ活動を続けて行けたらと思いますので応援していただければ幸いです。
2018年は2017年以上に実りのあるものにしていきたいと思いますので本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今日はお年玉、という事で今お買い得なカメラ情報とiPhoneでもいい感じに撮るには、ということについて少し書いてみたいと思います。
お買い得カメラ情報
今まで具体的な機種の紹介はあまりしてきませんでしたが、今日は個人的におすすめのカメラ情報を載せてみたいと思います。
ずばり、今回ご紹介したいのは、FujifilmのX-T20という機種。
この機種、何がいいのかというと、
1.コスパがよい
高い画質と機能
こちらのカメラ、本体価格85,000円(レンズとセットでも11万円ほど)で14~15万円の富士フィルム最上位機種と同じ画質・ほぼ同じ機能を持っています。
いまいちピンと来ないかもしれないですし、10万円て高すぎる…という方もいるかもしれませんが、これはなかなかすごいです。
富士フィルムは今とても勢いのあるメーカーで、デジタルなのにフィルムのような質感の写真が撮れるという事でアマチュアだけでなくプロの間でも話題になっているカメラです。
プロで富士フィルムを使われている方はたいてい上位機種のX-Pro2やX-T2という機種を使っているのですが、こちらのカメラはそれらとほぼ同等の機能(もしくはそれ以上の機能)・画質を備えているのです。
なぜそのようなことになっているのかと言えば、単純にX-T20の方がX-Pro2やX-T2よりも後に発売されたため、改善要望点をX-T20に反映させているから。そして価格が安い理由は、X-T20では防塵防滴や本体の剛性といった所をやや抑えているから。
4K動画も!
こちらのカメラ、小さいながらもなんと4K動画を撮ることも出来ます。意外と4Kで撮れるカメラってまだ多くはなくて、そんな中、富士フィルムのフィルムっぽい色再現もそのままに4Kで動画を撮ることが出来る。これもすごいことです。
ちなみに買う時は・・・
ちなみにカメラを初めて買うなら
XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
というレンズが付いたレンズキット
+XF35mmF2 R WR
という単焦点レンズがおすすめ。
なぜなら、XF18-55mmF2.8-4 R LM OISはズームレンズですが、非常に画質が良く、後で追加購入するよりも先に買った方が大分安いから。
XF35mmF2 R WRに関しては、やはり一眼タイプのカメラを使うなら単焦点レンズ(ズームでないもの)を使ってもらわないとなかなか良さが分からないから、というのがあります。このレンズは大体人の目と同じくらいの画角といわれ、自然な、それでいて大きなボケのある写真が撮れるからです。
・・・詳しいことは直接コメントなどでお問い合わせください。笑
ちなみに下のサービスステーションで、購入前に無料で(!)レンズと本体のレンタルが出来ます。これもすごい!!!
ちなみに私もこれで過去2回レンタルしたことがあります。
あ、利用される際は身分証明書をお忘れなく。笑
2.スマホカメラのようにタッチパネルでも撮影できる
二つ目はタッチパネル。これについては詳細は省きますが、それまでスマホでしか写真を撮ったことがないという人にとって、ファインダーをのぞきながら撮る、というのはなかなか難しい行為だったりもします。
そこではじめはスマホのような撮影感でも撮れる、というのが案外大事だったりもするわけです。
このあたりのことはこちらの過去記事にも少し書いてるのでよければ読んでみてください。
ちなみにタッチパネルで撮るというのは何も初心者に限った話ではなくて、ポートレートなんかだと特に多いのですが、直接大きなカメラを向けるとモデルさんも緊張してしまう、というのがあるので、目線より下から自然体を撮る、という時にも背面モニターでのタッチパネル撮影というのはしばしば行われることです。
さらにこのカメラではチルト液晶といって、画面の向きを変えることも出来るので、高いところからの撮影やローアングルの撮影なんかもお手の物です。
そのあたりのこともやろうと思えばできてしまうポテンシャルの持ち主。
(上位機種といえどタッチパネルの後付けは出来ませんからね。)
3.撮ってすぐにスマホに送れる
3つ目はスマホとの連携です。SNS全盛といわれるこのご時世、撮ったものをすぐにSNSにアップできなければ全然ダメ、なんて声もあります。
でも安心してください。このカメラにはちゃんとスマホに写真をすぐ送れる機能が付いています。
ちなみにスマホをシャッター代わりにして、集合写真を撮影、なんてこともできるので、セルフタイマー以外でのこうした撮影もできます。
4.おしゃれ
最後、えっと、見た目が何というかおしゃれです。笑
撮影するにはあまり関係ないことのようですが、以前の記事で書いたように、撮影する時に「持っていきたくなるか」、「撮りたくなるか」というのは非常に大事な要素です。
見た目がおしゃれでフィルムカメラみたいなこの機種は、そんなニーズにもこたえてくれることでしょう。
お買い得!
X-T20について紹介してみましたが、こちらのカメラ、今はキャッシュバックキャンペーンをやっているので買うなら今がチャンスです!
あ、別に回し者じゃないですし、僕自身も非常に購入を迷っている一人でもあるので書いてみました。笑
僕自身は買ってしまう気がしています。笑
iPhoneでもいい感じの写真を撮るには?
さて、とはいえカメラは高いし持っていくのが面倒だ、という声も聞こえてきます。そこで非常に簡単にですが、iPhoneなどでもいい写真を撮るには、という事についてちょっとだけ書いてみます。(ここではiPhone使用、ということで書いてますが、一般的な構図の話でもあるので別に他のスマートフォンやコンパクトカメラでもいいです!)
ずばり、グリッド線を利用しよう!
先に答えを書いてしまいましたが、グリッド線を活用してみよう、です。!グリッド線はこれです!↓↓
この縦に入ってる線のことです。iPhone7plusではこんな感じでカメラの設定画面から表示させることが出来ます。
そして、これの使い方はというと・・・
この「赤丸のところに被写体をおけ!」
です!! (ちゃんともっと詳しく知りたい方は3分割法、3分割構図などで検索してみるとよいかと思います。)
ではどのようにするのかというと、下のような感じで使います。
これは冒頭の画像にグリッド線をかぶせたものですが、線と線の交点(赤丸の部分)に被写体、カバンが来ていますね?この4つの〇のところに被写体が来るようにする訳です。
今度はトリミングして被写体の顔をド真ん中にしたもの。いわゆる初心者がやりがちななんでも真ん中に被写体を置く「日の丸構図」、ってやつですね。
ただ、この場合はカバン、顔のラインが対角線のようにまっすぐ線を形成しているので、これはこれで悪くはない感じはしますね。こういうのは「対角線構図」なんて言ったりします。
4つの〇のうちの二つを斜めにつなぐ線=対角線、という事でこれも応用技といえます。
下の例ではどうでしょうか?
同じ画像から切り出したものです。
どうでしょう?どちらがいいでしょうか?
これらの画像にグリッド線をあてがうと下のようになります。
上の日の丸構図の方も悪くはないですが、顔もかなり上の方に来てしまっていますし、何が主題かよく分からない写真になっています。
それに対して下の画像ように4つの〇を活用してやると、海の雰囲気や、浜辺をさっそうと歩く雰囲気というのが出せているのではないでしょうか?
では最後に、下の例ではどうでしょうか?またまた同じ画像からの切り出しです。
この例ではどうでしょうか?どちらが好みでしょうか?
個人的な好みもあるでしょうが、上の方がなんとなくおさまりはいいような感じがしませんか?
下の画像の方にグリッドをあてがうと下のようになります。
この例では、被写体の女性を主題とした場合、グリッドを活用すると確かにこのようになるのですが、この写真の場合、背景のランドマークタワーなどの夜景もそれなりに存在感を持っています。
主題とは言えないまでも副主題くらいになっているように感じられると思います。切り出した方の写真のなんとなくおさまりの悪い感じのする原因は、まんなかにランドマークタワーが来ていて、右端の方に観覧車などが写っている、その割に左下はただ黒くなっていることによる主題、副主題のバランスの乱れであると思います。
その点上の写真は構図的にはほぼ日の丸構図ですが、背景に負けないインパクトを残したいという意味で被写体を真ん中に置くのは表現としてはまっとうで、別に日の丸構図が悪い、という事ではないという事がお分かりいただけるのではないでしょうか?
バランスが大事!
グリッド線について、いかがでしたでしょうか?今までそんなことは特に気にせず撮っていた、という方が多いのではないでしょうか?
もちろん、例に示した通り「日の丸構図」が適している場合も多々ありますし、僕も普通に使います。
ただ、知ってて使うのと知らないで使うのには大きな差があるわけです。そして構図はここに紹介したもの以外にもたくさんありますし、構図、なんてつかない型破りな良い写真だってあるでしょう。
是非グリッド線を活用してみて、そういったものを見つけて見てください!そしてよければシェアしてください。笑
iPhoneなどのカメラの場合は・・・
さて、上のサンプルの画像では僕が一眼レフで撮った画像を使ってしまっているので、iPhoneだとこんなに背景ボケません。笑
ではどうすればいいのか、というと、方法は二つ。
「被写体と背景の距離を離す」
「被写体に近づく」
です。
一般的に背景をぼかすには、ピントを合わせたいものと背景との距離を離すと大きくぼかすことが出来ます。被写体に近づくとボケるのも、被写体との距離と背景との距離に差が大きくなるからです。
例をお見せします。まずは、背景と被写体との距離を離していないものの例。カメラは僕のiPhone7plusです。
(被写体がこんなものですいませんw)
あまりボケていないですね。
では、被写体と背景を離した場合。
どうでしょう?さっきより背景のカーテンがぼけているでしょう???
では、背景と被写体を離して、なおかつ被写体に近づくとどうなるか?
どうでしょう?一眼レフで撮ったのではないかと見紛うまでのボケ!スマホカメラでもやろうと思えばここまでぼかせるわけです。
ちなみに最後の例では、カメラと被写体の距離は10㎝ないくらいです。
最後に
今回は新年のご挨拶と共にカメラ情報と構図の話でした。いかがでしたでしょうか?
何か有益な情報をご提供できていれば嬉しいです。
今年度もこんな感じで色々書いていこうと思うのでよろしくお願いいたします!(^O^)
石上遼
☆写真講座 <1-2. カメラ選び、レンズ選び【一眼レフ?ミラーレス?デジタルカメラ編】>
今回の記事について
こんにちは、いしがみです。
今日は前回の続きで、デジタルカメラについて書いていきます!
ちなみに結構長くて難しい話になってしまったので先に結論を言っておくと、一眼レフかミラーレスか、という問題はそんなに大きな問題ではないです。
なので細かいところは読み飛ばしてもらってもいいと思います。笑
さて、それではさっそく前回出した下の4つのうち、今回は(2)のミラーレスについてのところまで、それぞれ見ていこうと思います。
(1)デジタル一眼レフカメラ
(2)ミラーレス一眼カメラ(ミラーレスレンジファインダー型カメラなども含む)
(3)コンパクトデジタルカメラ
(4)その他(360度カメラ、GoProのようなアクションカメラなど)
①デジタルカメラ
(1)デジタル一眼レフカメラ
まずはデジタル一眼レフカメラから。最初に特徴をあげるならこんなかんじ。
特徴:
- 基本的にレンズ交換できる
- スタジオやオリンピックなどでプロも使う
- 本体やレンズはミラーレスなどに比べて大きくなりがち
- バッテリー持ちはミラーレスよりいいことが多い
- 見た目がいわゆる”プロのカメラっぽい”のでちゃんと撮れそうだと思ってもらえる
いわゆる「一眼レフ」、「デジイチ」なんて言われるのがこのカメラです。
カメラを買おうと思ってます、という人がイメージするのは多分これか、後述のミラーレスのどちらかではないかと思います。
特徴について補足すると、ミラーレスに比べて大きくなりやすい理由は、本体の中にミラーが動く部分があったい、ファインダー(除くところ)の設計の関係でどうしても大きくなります。
反面、バッテリー持ちはミラーレスよりいいことが多いです。理由としてはミラーレスはほぼ常に液晶画面を表示状態にしておくので、画面の表示に電気を消費してしまうから電池持ちが悪い、という理由があります。その意味では一眼レフでも、ファインダーではなく液晶に表示して撮ることも出来ますが、その使い方をするとミラーレスと同じか、それよりも早く電池がなくなります。
あとは見た目が”プロっぽい”というのは、やはりカメラをあまりよく知らない人にとってはこの「一眼レフ」のかたちのカメラこそがプロカメラであり、ちゃんと撮ってもらえそう、と思ってもらいやすいです。ミラーレスのちっちゃなカメラだと、この人のまかせて大丈夫か?となってしまうのもまぁ分かりますよね。笑
一眼レフの例としては例えばこんなのがそうです。↓
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X8i レンズキット EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM 付属 KISSX8I-1855ISSTMLK
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2015/04/17
- メディア: Camera
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ちなみに余談ですがなぜ「一眼レフ」と言うのかというと、一眼はレンズが1つだから一つの眼、「レフ」はレンズの奥の鏡に反射(リフレクション)して、そこに写ったものがファインダー(のぞくところ)から見える、という仕組みだからこういう名前になってます。
上のEOS kissや、Nikonで言えばD3400といった初心者向けのものから、下のD5、Canonで言えば1DXmarkⅡ、のような本体だけで50万円以上するものまであります。さらに言えば、中判デジタル一眼レフ(ペンタックスの645Zといった機種)のように本体だけで100万円以上するようなものもありますが、あまり一般的ではないため、今回はパスしようと思います。
ただ、後で解説しますがこの「中判」は立体感やボケ具合では「フルサイズ」のさらに上を行く画質を出せたりもするので、ちょっと他の人とは違う写真やワンランク上の画質に興味があれば調べてみてください。
こんな人におすすめ
一眼レフの特徴を書いてきましたが、一眼レフはこんな人におすすめなのではないかと思います。
- カメラで撮影をしている、という気分を味わいたい人
- 仕事で何かを撮影する人
- 動きの激しいものを撮りたい人
ちなみにレンズ交換して、美しいボケのある写真を撮りたい、というような要望に関しては一眼レフでもミラーレスでも大きな違いはないので、それ以外の条件を書いてます。
一眼レフはかなり昔からあるもので、ミラーレスカメラよりも技術の成熟度は高いので、一言で言ってしまえば安定したパフォーマンスで確実に撮りたい、という人はミラーレスよりも一眼レフの方がおすすめだといえます。
ただ、近年ではミラーレスカメラもかなりの技術レベルになってきて、仕事でもつかえるレベルのものも増えてきているのでそのあたりは必ずしも「一眼レフ」でなくてはいけない、という理由は減ってきているように思います。
(2)ミラーレス一眼カメラ
お次はミラーレス一眼カメラ(以後ミラーレス、と省略します。)です。
一眼レフとは何が違う?
「ミラーレス」ということについて話そうとすると一眼レフとは何が違うの?どっちがいいの?という事をほぼ必ず聞かれるので始めにお答えしておきます。
違いは色々ありますが一言で言うと、「ピント合わせの方式が違う」という所だと思います。これだけ聞くとえっ?って感じですね^^;なので理由を説明します。
ミラーレスカメラは、という名前の通り、ミラーが無いカメラで、一眼レフはミラーがある、という事と分けるためにこのような名称で呼ばれています。ではミラーがないとなぜピント合わせの方式が違うのか、というと、一眼レフの場合はレンズから入った光の像がミラーに反射して、オートフォーカスを行う部分に光が入り、それによってピント合わせを行っています。そしてピントが合ってシャッターを押し込むと一瞬だけミラーがあがり、センサー(撮像素子)に光が届く、という形で写真を撮ることが出来ます。(下図参照。)
出典:日経電子版より
それに対してミラーレスではもともとミラーがないので、レンズから入った光は常にセンサーに 当たっていることになります。なので、ピント合わせを行う時はこのセンサーに入った光の情報をカメラが計算して、ピント合わせを行っているという事になります。
このような違いのため、一眼レフでは「位相差AF」という、光のセンサーに届くまでの距離の差を利用したオートフォーカス方式を採用しているのに対して、ミラーレスでは「コントラストAF」といって、センサーに移ったものの色が同じか違うかで被写体の距離を判別するような方式を採用しているため、ピント合わせの方式が違う、という事になります。(これは説明のためにかなり雑にかみ砕いて書いていますので、正確なことを言えばちょっと違ってたりもしますが、大まかにはこんなところです。)
ピント合わせの方式が違うとどう違う?
ではこのピント合わせの方式が違うと性能にどのくらいの差が出てくるのか、という事ですが、こと2017年現在のカメラについていえば、そこまで大きな差はなくなってきた、といってもいいと思います。もちろん仕事としてウェディングやスポーツなど、一瞬を逃せないものの撮影については、まだ一眼レフの方が性能が安定していて勝っている所もあります。ですが風景や友達を撮影する、などの趣味の範囲で言えばほぼ変わらないといってもいいです。
ちなみに一眼レフでもミラーレス同様、液晶画面でミラーレスのような撮影をすることも出来ますし、逆にミラーレスでもコントラストAFだけでなく位相差AFも利用したオートフォーカスを行うカメラも出てきています。
これについてはオートフォーカスの方式の違い、よりも各メーカーのカメラの性能の違いといった所も大きいですが、とにかくそんなに差はないです。
つまり、一眼レフかミラーレスか、という問題はそんなに大きな問題ではない、というのが私の結論です。笑
特徴
さてさてようやく特徴です。笑
ミラーレスの特徴としては、この2点に尽きるのではないかと思います。
- 画質は一眼レフとほぼ同じ小型軽量のものが多い
- 設計が自由な分色々なデザインのカメラがある
- 電池持ちはやや悪い
画質についていえば、先ほど述べた通り、一眼レフとの違いはピント合わせの方式の違いであって、画質の違いはほぼ無いです。ほぼ、と付けたのは細かい事突っ込まれた時用の逃げ道であって、まぁ違いは無いです!
そしてミラーがない分小型に作ることが出来、またミラーがないおかげでレンズも小型に設計することが出来ます。
(ミラーがあると、レンズのマウント部分(レンズと本体のくっつく場所)からセンサーに光が届くまでに距離があるので、その分レンズも大きくなります。気になる人はフランジバックの説明なんかを読んでみるとよいかと。)
そして設計が自由な分、色々なデザイン・形のカメラがあります。
反面、一眼レフのような光学ファインダーがないため、何が写るのかを見るには常にセンサーに入った情報を計算してモニターや電子ビューファインダーに表示させておかなくてはいけないため、電池を食います。
ミラーレス一眼カメラの例
さて、それではミラーレス一眼の例を見ていきましょう。
はじめに下の画像をご覧ください。
色々な形のものがありますが、これ、すべてミラーレス一眼カメラです。
左上からニコンの自撮りもできるミラーレス、左中はOlympusのミラーレス初期からあるカメラ、左下はキヤノン、右上はPanasonicのものでほぼ一眼レフと同じサイズですがこれもミラーレスです。右中はソニーのもので小型軽量ながらフルサイズの大きなセンサーを搭載したもの、右下は富士フィルムのレンジファインダーという型のカメラですがこれもミラーレスです。
これを見ただけでも非常に色々な形のものがあるのはお分かりいただけるのではないでしょうか?膨大な量になるので個別に解説することはせずに別でおすすめ機種の紹介記事の時に書いていこうと思います。笑
こんな人におすすめ
ミラーレスカメラはどんな人におすすめかというと、大きくて重いのはいらない、でも綺麗な写真を撮りたい!という人です。上に書いた通り、一眼レフと比べると小さ目で軽いものが多いのでおすすめです。
ただ、ミラーレス=初心者向け、というわけではなくSonyのα7シリーズなどはミラーレスで小型ながらもフルサイズのセンサーを積んでいて、ニコンやキヤノンの大きな一眼レフをしのぐ画質のものもあったり、富士フィルムのカメラもAPS-Cサイズのセンサーながら、優れたデザインと優れた画質で、フルサイズに引けを取らない画質であったりするものもあるので、どちらもプロで仕事で使われているケースも多々あります。
初心者向けとプロ向けの違い
ここまで一眼レフとミラーレスを見てきましたが、それぞれに初級者向けのものとプロフェッショナル向けのものがあるというのはお分かりいただけると思います。では初心者向けのものとプロ向けのもので何が違うかという事について少し見てみます。
- 耐久性:プロ向けのものは過酷な環境でも取れるよう、防塵防滴だったり、氷点下でもちゃんと動作したりします。本体も、初級者向けはプラスチック製が多いですが、プロ向けはマグネシウム合金といった剛性な金属で出来ていて、物理的にも丈夫です。
- 連射速度:これは一概には言えませんが、オリンピック撮影などで使われるようなカメラは、一瞬をとらえるために一秒に10コマなど撮れるようになっています。最近は初級者モデルでもそれなりに連射が出来るようになっていますが、やはり差はあります。連射性能は後述するミラーレスカメラの方に軍配が上がるかもしれません。ちなみにもっとうるさいことを言えば、シャッターを押してから実際にシャッターが切れるまでの速度(レリーズタイムラグ)もプロ向けの方が0.00~秒とか早かったりもしますが、正直スポーツや鳥とかを仕事として撮るのでなければあまり関係ないです。w
- オートフォーカス:これは初級者向けとプロ向けでだいぶ差があるように思います。オートフォーカス(平たく言えばピント合わせのことです。)の速度や精度も違ってますし、そもそもフォーカスポイント(ピント合わせるときの枠みたいなもの。iPhoneとかでも黄色い枠が出てきますね。あれと同じようなものです。)の数も違っています。
- 機能性・利便性:これは例えばボタンやダイヤルの数が違っていたり、外部モニター出力端子があったりなかったり、後はカメラの上にサブ液晶が付いていて、わざわざ背面の液晶を見なくても設定が分かったりというメリットがあります。あとは大抵上位機種の方がバッテリー持ちがよかったりします。
今回のまとめ
さて、今回はデジタルカメラの中でも一眼レフカメラとミラーレス一眼カメラ、について、そしてその初級者モデルとプロフェッショナルモデルの違いについてでした。
何人かからリクエストもいただいて、早く撮影の話の方に行きたいのですが、もう少々お待ちください。。!
次回はデジタルカメラの
(3)コンパクトデジタルカメラ
(4)その他(360度カメラ、GoProのようなアクションカメラなど)
そしてフィルムカメラの概要について書いていきたいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!(^.^)
☆写真講座 <1-1. カメラ選び、レンズ選び【センサーの大きさとカメラの種類】>
https://www.instagram.com/p/BdFpY3zg_QO/?taken-by=ryo_ishigami
こんにちは、いしがみです!
さて、前回カメラを選ぶ時の観点について書いてみましたが、今日はもう少し具体的に、カメラの種類やフォーマットについてのお話をしてみたいと思います。
ミラーレス?一眼レフ?フィルム?よくある質問
「社会人になって何か趣味でもと思って写真でも始めようかと思うんだけど、カメラはどれがおすすめ?」
「ミラーレスと一眼レフ、どっちがいいの?何が違うの?」
「フィルムカメラの雰囲気が好きだけどデジタルでもあの雰囲気出来るの?」
カメラを始めたての方や始めようか迷っているという方からよくこんな事を聞かれます。
…はじめに結論から言ってしまえば、デジタルについていえば最近のカメラはどれも性能はいいので、用途を考えなければどのカメラでも大丈夫です。笑
それよりもズームじゃない単焦点レンズと言われるものを買って、少し編集の仕方覚える方がよっぽどいわゆるインスタ映えする写真が撮れます。笑笑
ちなみに私は大きな一眼レフと、小さなミラーレスを使い分けてます。次回の記事で、こういう用途にはコレ!という個人的なおすすめを書きますが、今回はまずカメラにはこんな種類がある、というのをご紹介します。
ではもう少し細かく見ていくことにしましょう。
センサーの大きさ【フルサイズ、APS-C、フォーサーズ】
本当はセンサーサイズの話はちょっと小難しく聞こえるのであんまり書きたくなかったんですが、やはりカメラを買う時に店員さんから聞いたりすることも多いと思うので解説します。
まず、市場に出回っているカメラのセンサーサイズについて、下の図をご覧ください。
(画像はこちらのサイトから拝借しました。リンク元にも解説書いてあるので見てみてください!
http://c-camera.com/camera/page236.html)
普段よく使っているiPhoneなどのカメラは一番左くらいのサイズなのに対して、一般的な一眼レフ、ミラーレスカメラのセンサーの大きさはフォーサーズ、APS-C、フルサイズと言われるサイズで、こんなにも大きさが違っています。
フルサイズ、APS-C、フォーサーズ、の順です。お値段ももちろん機種によって違いますが、一般には大体この順になっています。
センサーの大きさが違うと何が違う?
ではセンサーの大きさが違うと何が違うのでしょうか。フルサイズなどのセンサーの大きなカメラだとどんなメリットとデメリットがあるのか、
- 美しいグラデーション、ボケの写真が撮りやすい
これが大きなセンサーのカメラを使う時の最大もメリットではないでしょうか。是非下記のサイトなどで色々な作例を見てみてほしいですが、iPhoneなどでは空のグラデーションが破たんして、雲のところが白く飛んでベタっとしてしまう所でも、大きなセンサーのカメラではグラデーションをちゃんと出した写真を撮りやすいです。
あとは、iPhoneなどのスマホで撮ったものは比較的全体にピントが合っているような感じであまりボケているな、という感じではないと思いますが、センサーが大きいと大きなボケの写真を撮りやすいです。
(ボケについては、正確にはレンズのF値(絞り値といわれる値)、被写体との距離、レンズの焦点距離(50㎜のレンズ、とか書いてあるやつです。)、あとはそのレンズの特性なんかが影響してくるんですが、その辺りはやや細かい話になるのでまた別で書きたいと思います。)
- 暗いところでもきれいに撮れる
もう一つの大きな利点は、暗いところでもきれいな写真が撮りやすい、という事です。スマホで夜の写真なんかを撮られた事がある方は分かると思いますが、夜空がノイズでざらざらして、顔も肌の色がおかしな色になってしまう、なんてことがあると思います。
センサーの大きなカメラだと、センサーが大きい分たくさんの光を取り込むことが出来るので、暗いところでもたくさんの光をセンサーにうけることが出来て、結果ノイズの少ない画像を得ることが出来ます。 - レンズと本体合わせると大きく重くなる
いいことずくめかと思ってしまうかもしれませんが、デメリットもあります。そうです、センサーが大きいという事は、カメラ自体が大きくなるだけでなく、そこにたくさんの光を取り入れるためには一般に大きなレンズも必要になってきます。
下の写真はオリンパスさんが公開している図ですが、オリンパスが採用しているフォーサーズというセンサーサイズだと、焦点距離16㎜~200㎜までをF2.8でカバーするのに2.2㎏なのに対して、右の35㎜DSLR(=フルサイズ)では4.3㎏と倍近くになっている、という図です。
私も大学に毎日全部で5㎏くらいのカメラ機材をしょっていたので、軽さがいかに大事か、というのはよーくわかります。
オリンパスのフォーサーズを使っている有名な方で言うと、写真家の岩合光昭さん(ねこあるき、など見たことある方多いのでは?)などがいます。
ただ、重くて大きいとよくないかというと一概にそうも言えず、重くて大きいと手の大きさにもよりますが、持った時に安定しますししっかり構えられます。あとはフィーリング的なところでも、「写真を撮っている」感は本人的にも周囲の人から見てもあるかと思います。
つまりは・・・
センサーの大きさにまつわることについて、ボケやグラデーション、暗いところで撮れること、大きさ・重さのことについて書いてきましたが、要は「センサーが大きいと綺麗な写真が撮れる、けど重い」ということです。
なので、ここを前回の記事で書いた3つの観点、
- 携帯性
- 機能性
- フィーリング
と照らし合わせて、自分に最適なセンサーサイズのカメラを選ぶ、というのが正解になると思います。
後で機種名なども出した記事を書こうと思いますが、初めての方で、写真をそんなに本気で撮るかは分からない、という方はフォーサーズ(オリンパス、Panasonic)か、APS-C(キヤノン、ニコン、ペンタックス、富士フィルム)のどちらかをおすすめします。
なぜなら大きさと性能のバランスがいいから。
【補足】センサーが大きいとモノを大きく撮れない・・・?(ちょっと難しい話なので読み飛ばしてもいいです。)
センサーの大きさにまつわる話で、初めのうちはなかなか理解しづらいけれど意外と大事なこととして、センサーが大きいとモノを大きく撮りにくい、というのがあります。どういうことでしょうか?
詳しいことの説明は省きますが、レンズにはそれぞれ「最短撮影距離」と「最大撮影倍率」、というのがあります。これはそれぞれ何かというと、最短撮影距離は、被写体とカメラのセンサーとの距離(レンズの先端との距離ではないです)が何センチか、という距離のことです。そして最大撮影倍率とは、センサー上で被写体が実物に対して何倍で映るか、です。
理屈が正確でなくなることを恐れずにかなり噛み砕いて言えば、
- 最短撮影距離:どこまで近づいて撮れるか
- 最大撮影倍率:どれだけ大きく写せるか
です。
これらの数字が大事な理由としては、実際によくある不満があります。
「寄って撮れない」。
多くの初心者にとって、最初に手にするズームでないレンズは、換算50mm(レンズの焦点距離はフルサイズの焦点距離を基準にするので、例えばフルサイズで30mmのレンズは、APS-Cのカメラでは45mmになります。よくわからない人は、換算なんmm、という数字がそのカメラでの数値になります。)の単焦点レンズでしょう。(なぜなら大抵安価だから入門用に買う人が多いので。)
そしてテーブル上の食べ物を座ったまま撮る時、多くの場合カメラ(正確にはカメラセンサー)と食べ物の距離は35cm程度だと思います。
そして多くの50mmレンズの最短撮影距離はこの35cmよりも長く、45cm程度です。(Canonの場合は35cmで、なおかつ安い50mmレンズがあるのでそんなに問題ないですが。)
すると何が起きるかというと、「座ったままじゃ食べ物の写真撮れないじゃん」ということが起きます。
こうなると、いろいろな食べ物を撮ろうと思ってカメラを買った人にとっては、立派なカメラを持ち出さない理由ができてしまいますね。
もう一つ、最大撮影倍率というのが大事な理由は何かというと、何かいい被写体を見つけて撮ろうとした時に、そのものを大きく写すことができなかったら、全然撮りたいものが撮れない、という風になってしまうからです。この問題は特に85mmなど中望遠系の単焦点レンズを買った時や、比較的寄れるものが多い35mmの単焦点で、カールツァイスなど高級レンズを買った時です。
一般に、被写体に非常に近づいて撮る、つまり最短撮影距離周辺で撮るというのはレンズにとって厳しい条件になります。なので、最短撮影距離を短くしようとすると、どうしても画質が劣化してしまいます。そのため高級レンズでは逆に画質を優先するために近づいては撮れなかったり、解放F値(F値とは絞りの値のことで、正確には誤りですが、感覚としてはこれが小さければ小さいほどボケます。)という数字がやや高くなっていたりします。
そして同じ焦点距離のレンズであれば最短撮影距離が短いほど最大撮影倍率は大きくなります。例えば35mmのレンズで30cmまで近寄れるものと25cmまで近寄れるものであれば、25cmまで近寄れるものの方が大きく写せる、ということになります。
いろいろごちゃごちゃ書きましたが、これらを気にした方がいいのは、単焦点レンズと言われるズームレンズではないレンズを買う時だと思いますので、単焦点レンズを買う時は、特にちょっと気に留めておいてください。あ、あとは古いレンズ買う時も注意です。古いものは設計が古いので、近づいて撮影できないものも多いので。
カメラの種類について
センサーサイズのざっくりとした解説をしたところで、カメラにはどんな種類があるか、整理してみましょう。(たぶん列挙されてもよくわからないと思うので、ふーん、そんなのがあるんだ、くらいのつもりで大丈夫です。)ちなみに、この後の記事でおすすめするものは主に①の(1)と(2)のものになります。
あとは、先ほどのセンサーサイズの話は、デジタルに限った話ではなくて、フィルムでも一緒です。というより元々カメラはみんなフィルムで、35㎜フルサイズ、といういい方は、35㎜フィルムと同じ、フルのサイズ、という事でフルサイズと呼ばれています。
余談ですがAPS-Cは古いムービーフィルムでスーパー35㎜と言われていたフィルムと同じ大きさです。
(1)デジタル一眼レフカメラ
(2)ミラーレス一眼カメラ(ミラーレスレンジファインダー型カメラなども含む)
(3)コンパクトデジタルカメラ
(4)その他(360度カメラ、GoProのようなアクションカメラなど)
(1)フィルム一眼レフカメラ
(2)レンジファインダー型カメラ
(3)レンズ一体型カメラ
(4)二眼レフカメラ
ざっと一覧するとこんな感じです。大きく分けるとデジタルカメラとフィルムカメラの2種類があって、それぞれ大体3つか4つに分かれているという感じです。次回以降の記事でデジタルとフィルムそれぞれについて解説していこうと思います。
今日の話のまとめ
今日はセンサーサイズの話をして、その後でカメラの種類の概説をしました。初級者向け、という事で言うと、APS-Cかフォーサーズのデジタル一眼レフ、もしくはミラーレスを買うのが良いのではないかという感じです。
それではそのあたりの理由なども含めて次回書いていきます!
今日はここまで。読んでいただいてありがとうございました!
☆写真講座 <1-0 カメラ選び、レンズ選び【失敗しないカメラ選びのために】>
今回の記事について
こんにちは、いしがみです。
今回から実践的な内容に入っていきたいと思います。まずはじめにカメラ選びの話をしていこうと思います。書き始めたときは、一眼レフ、ミラーレス、フィルム、と一通り解説していこうかとも考えたんですが、技術的になりすぎてしまってよく分からない事になりそうだったので、まずは選ぶ時の基準についてのお話をしたいと思います。
カメラ、レンズ選び。何を基準にすればいい?
さて、カメラやレンズの種類は非常にたくさんあって、これから始めようという方には、なんか難しそう、高そう、というイメージがあるかと思います。そこで、具体的なイメージに落とし込んでいくために、カメラを使っている自分を想像してみましょう。個人的には意外と以下の3つくらいの観点で考えれば事足りるような気がします。
観点①:おもさ、大きさ(携帯性)
まず初めの条件はカメラの「おもさ、大きさ」です。カメラは持っているけど全然使っていない、という声を色々な人からたくさん聞きますが、多くの場合、原因はこれです。つまり、カメラ持ってるけど大きくて重たくて邪魔だから持っていかない、という場合です。
最近はiPhoneなどのスマートフォンでも十分に綺麗な写真が撮れますし、スマホカメラの場合面倒な設定もなく、ほぼシャッターを押せばそれだけできれいな写真が撮れます。しかもスマホアプリで画像を加工して、すぐにSNSにアップできます。(ただ、最近のカメラはWi-FiやNFCなどで撮ったものをすぐに送ることが出来るので、その点はカバーできます。)
それでもカメラを買って使う、というには何かしらスマホカメラを上回るものがなくてはいけません。逆に言えば、特にメリットがなければ全然iPhoneカメラだっていいわけです。
これは思っている以上に大事な要素です。カメラを持ち出すか持ち出さないか、という所に関わってきますからね。3つ目のフィーリング、という項目も関わっていますが、無理して大きなカメラを買わずに見極めをしましょう。
観点②:どんなものを撮りたいのか(撮りたいものを撮るための機能が備わっているか)
観点の二つ目、どんなものを撮りたいのか。最近では「インスタ映え」が流行語大賞にも選ばれ、インスタ映えする写真が撮りたい!という方も多いのではないでしょうか?
では”インスタ映えする写真”とはどんな写真でしょうか?
いくつかあるでしょうが、大方下記のようなものでしょう。知り合いの人のInstagramなどから例を持ってきてみます。笑
- 色味がいい:InstagramなどのSNSではコントラストが強くて鮮やかな写真が好まれやすいでしょう。たくさん流れてくる写真の中で目に留まるようなものでないといけないわけですから、色鮮やかなものが目立つのは当然といえば当然ですね。後は最近だと、フィルムのような色合いの写真がとてもはやっていますね。富士フィルムのカメラなんかはフィルムシミュレーションと言ってフィルターのようなものでフィルムっぽい色合いのものが撮れるので人気が出てますね。
下の写真はよく一緒に撮っているなかまの写真で、これはフィルムで撮った写真です。レトロな色合いが素敵ですね。
- 流行をおさえている:SNS映えさせるうえで、流行を捉えているか、というのはやはり重要な要素だと思います。例えばクリスマスにイルミネーションの綺麗な写真を載せたり、話題のカフェの写真を載せたり、といった具合に。
- 綺麗なボケ:最近だとiPhoneにも背景をぼかせる機能がついていたりしますが、やはり綺麗にボケている写真は人気が高いと思います。ポートレートなんかでも、モデルさんの目にピッタリピントが合っていて、背景は綺麗になだらかにボケている写真なんかはいいな、と思う方が多いのではないでしょうか?
-
テーマ・ジャンルがある:例えばおいしそうなご飯やカフェの写真、ペットの写真、などテーマを絞って載せていくのも、その分野に興味がある人に見てもらいやすいので意外と大事なことかもしれません。下はおいしそうなご飯を載せている方のもの。
-
誰が見てもいい写真・珍しい光景を分かりやすく捉えている:…これは普通にいい写真、です。笑 すごい夕焼けを綺麗に撮っていたり、富士山のダイヤモンドリングだったり、オーロラだったり。これが撮れればInstagramに限らず苦労はしない、という感じですが…笑
インスタ映えのことばかり書いてしまいましたが、やはり見てもらった人からいい反応が来るのは誰でも嬉しいはずで、上に書いたようなことはInstagramなどSNSに限らず一般的に好まれやすい要素ではないでしょうか。
逆に、スポーツを撮りたい、とか鳥を撮りたい(だじゃれじゃないです)、など目的がはっきり決まっている方はむしろカメラ選びは予算との調整で、ある程度それを撮るのに最適な機材が決まっているので楽かもしれません。
でも大体の人は、何を撮りたいかは分からないけど、いわゆるいい写真撮りたい、って感じですよね。そんな時は上記の項目をちょっと考えてみてください。
そして、機材を選ぶ際にはその撮りたい写真を撮るための機能を備えた機材を選ばなくてはいけない、という事になります。これはどういった撮り方をすれば撮りたいものが撮れるのか、という事も視野に入れつつ必要な機能を見極めていく必要がある、という事になりますが、まぁちょっとそこまでは結構難しいので、ある程度オールマイティーに対応できるカメラを買っておく、というのがはじめはいいようにも思います。笑
観点③:フィーリング
最後の項目、フィーリングです。えっ、と思う方もいるかもしれませんが、これはとっても大事な項目です。もちろん、仕事で写真を撮る場合、目的にあった機材でパフォーマンスを出さなくてはいけないので、フィーリングがどうこうよりも機能性で機材を決めなくてはいけない、という事になるでしょうが、プライベートで写真を撮るときは、「自分がそのカメラを持ち出して写真を撮りたいかどうか」という事が非常に大事になってきます。
例えば、最近はフィルムカメラが流行しています。機能的な面だけで言えば、フィルムカメラを使うには36枚で1000円以上するフィルムがなければ写真が撮れませんし、連射だってほぼできません。撮ってもすぐに確認できないですし写真を現像するにはまた別でお金がかかります。それでも趣味でフィルムカメラを使う人がいるのは、やはり「フィーリング」によるところが大きいのではないでしょうか。それは写真の雰囲気であり、フィルムで撮っている、という感覚であり、シャッターを切っている実感、であったりするわけです。
機能性だけでは言い表せない「感覚」が結構大事で、重かろうが、大きかろうが、不便だろうが、そのカメラに愛着があればそれでいい、というわけです。
嘘みたいな話かもしれませんが、人間そんなに合理的にばっかり考えるわけじゃないですし、こういうこと、ありますよね?(感覚にうったえる。笑)
まとめ
さて、今回はカメラ、レンズを選ぶために気にかけなくてはいけない、気にかけた方がいいと思うものについて書いてみました。
- 携帯性
- 機能性
- フィーリング
いかがでしたでしょうか?これはカメラに限った話ではないですが、実際にどういう使い方をするのか、という事まで予想してものを選ぶと、自分に最適な機材を買うことが出来ると思います。
次回は、これらの観点を含めて、どういうカメラを買うのがいいのか、という事について書いていきたいと思います。次回はまずカメラの基礎的な話をしていこうと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
☆写真講座 <0. カメラ選び・撮影・編集などの全体像>
最近撮影した写真
この記事について
おはようございます!いしがみです。
自己紹介的にこれまでの写真歴をさらしてきたところで、そろそろ皆さんの役に立つ記事を書いていこうかと思います。
☆写真講座 <0. カメラ選び・撮影・編集などの全体像>
と題して、今回は実際のテクニック的なところに入る前に、写真を始めた時に疑問に思うであろうあれこれの全体像を一応順序だてて説明してみようと思います。
全体像
まずはじめにカメラを始めた人が辿るであろう大まかな道筋を描いてみたいと思います。
- はじめはそう、撮影機材の入手から。すでに持っている人はここはスキップですね。機材は何を撮りたいか、後は用途は何かにもよりますが必ずしも大きくて高いカメラを買わなくてもよいです。ただ、高くていいもの買っとくと実際いい感じには撮れます。笑
- 色々撮って慣れていくフェーズ。性格にもよりますが多くの場合理屈より慣れが大事な気がします。
- 撮っていると編集したくなるもの。RAW現像とか出来てきたら初心者は卒業かも?多くの場合、高いカメラ買うよりも、それなりのレンズを買って編集方法覚える方が仕上がりはいい感じになると思います。
- 慣れてきたら展示やInstagram、その他で発信してみましょう。
コンテンツ一覧
コンテンツとしては、
- カメラ選び、レンズ選び
- カメラの設定など撮影の仕方とおすすめ練習法
- 編集・現像
- その他
こんなところで考えてます。カメラの難しい原理的な話が分かるように、というよりは実際に撮れるようになることに重きを置きますが、状況に応じて補足記事を書くつもりです。分からなかったらコメントしてください!笑
全員がこの順序になるかは分かりませんが、はじめから読んでいけば初心者でも分かるようには書くつもりです。
ではそれぞれについてもう少し詳細を書いて見ます。
1. カメラ選び、レンズ選び【ミラーレス?一眼レフ?】
まずはじめに初めてカメラを買う場合にどんなものを買って、どんなレンズを買うと写真を楽しめそうか、という事についてお話しします。
正直カメラは今はどれも性能がそこそこ高いので好みも大きいですが、こんな使い方をしそうな人はこれがおすすめ、なんていう場合分けもしてみようと思います。
あとはミラーレスと一眼レフとどっちがいいの?という疑問にもお答えします!
2. カメラの設定など撮影の仕方とおすすめ練習法
ここではカメラ買ったけど使い方が分からずオートなのかも分からずに取りあえず撮っている、という方でも一通り設定を確認すべき項目と、その設定の仕方が分かるようになる事を目標にします。
ゆくゆくは編集の事も意識して撮るようになってくるわけですが、ひとまず今回のシリーズではそこは置いておくことにします。たぶん。
3. 編集・現像
撮影の仕方も分かって来たところで、編集もやってみましょう。あの人の写真はこんな綺麗な色なのに私のはなんか地味。普通。
あるいはフィルムのような色合いにしたい、Instagramのフィルターみたいな色を再現したい、なんて思う方も多いんじゃないでしょうか?
この章では現像といって、色合いや明るさなどを調整するプロセス(広い意味では俗に言う編集の類です。)の概要と、フィルターをかけたような色合いの作り方、おすすめのツールなんかもご紹介しようと思います。
4. その他
最後に、ストロボやレフ板を使った撮影についても触れてみたいと思います。
希望があれば教えてください。笑
こんな感じで進めていこうと思います。
おたのしみに!(o^^o)
写真歴について。<第四楽章:ポートレート撮影を行ってみて、その後の反響、現在に至るまで>
Portrait of Ulysses taken in a train
こんにちは、石上です。
写真歴について語るシリーズの最終回、第四楽章です。
今回はポートレートの撮影をさせてもらってから、その後の反響とそこから広がっていった現在(2017年12月)までの活動について振り返ってみたいと思います。
「今度僕も撮ってよ」
前回、撮影したポートレートの写真をアップしたときに何人かがコメントをくれた、という事を書きましたが、その中の一人に大学の一つ上の先輩でプロのモデルされていたユリシーズ氏(以後ユリさん)がいました。
↓このひと
以前に大学の9月入学生向けのイベントか何かでFacebookだけ知り合いになっていたのですが、本当にこのときたまたま投稿を見てコメントもらっていなかったら現在の諸々の活動は多分無かったわけで、非常に感謝しております。
その時はあまり話していなくてもFacebookとか何か相手の様子が分かる連絡先を交換しておくのは大事だなとつくづく思います。
いざ撮影
こうして撮影させてもらえることになり、当時大学で一緒に写真を撮ったりしていたS.Yさん↓と一緒に撮影をすることになりました。
当日は鶴見線沿線というかなりディープで古い町並みの残る場所での撮影でした。駅に集合してそこから例によって歩きながら撮っていくスタイルでした。
撮影自体は、S.Yさんとゆりさんが元々友達だったのもありアイスブレークも含めて、特筆することがほとんどないほど(←)すんなりといきました。
ただ、このときモデルだったユリさんもフィルムのカメラを持っていて、S.Yさんがフィルム使いだったのもあり、途中から写真の撮り方について話しながら撮っていくスタイルになっていきました。
(この辺でユリシーズ氏は完全に写真を撮る人として目覚めていくのでした。笑)
このときの撮影中にユリさんから、来週僕のいるモデル事務所の友達撮るけど来る?といわれ、予定が空いていたので二つ返事で撮影させてもらうことに。
プロのモデルをしている方々を撮らせてもらえることに!
ここからは面白いように色々な人を撮らせてもらえるようになりました。鶴見線沿線の撮影の一週間後にはモデルの有道君を撮らせてもらいました。(ユリさんとS.Yさんも一緒。笑)
そしてその翌週には有道くんとその友達のケイシー、太郎くんを撮らせてもらうことに。(もちろん2人も一緒。笑)
(全員ハーフだけど、みぎから、鈴木、中村、岡本ですw)
その後も色々な方から撮ってほしい、というようなコメントをもらって撮影をしてきました。
写真だけ何枚か載せておくのでこの辺りは興味があれば直接聞いてもらえればお話しします。
写真のワークショップなんかも。
ここまでくるともうなんでも出来そうな気がして、写真のワークショップをしてみたりなんかもしました。
下の写真は第一回目のワークショップの模様。
午前中に何枚か撮影をして、お昼を食べ(これ、とても大事!一緒の釜の飯を食わないと仲良くなれません。このときはパスタでしたが。笑)ながら午前中撮った写真を見せ合ったりして、午後は構図や撮り方を実践してみよう、という内容でした。
これがなかなか楽しかったので先日2回目のワークショップも行いました。
興味ありは30人くらいいたのに参加者は1人でしたがw
でもかえってじっくり出来てそれはそれでよかったなと思います。
今後もまたワークショップ行っていこうと思うので興味があれば参加してみてください!
現在の活動
まだまだここに書いたこと以外にも演奏会や、コンサートプロフィール用の写真、就職活動用の写真なんかも撮ったり、後は展示に参加させてもらったりしましたが、きりがないのでまた別の機会にして、写真歴の話はこの辺にしておこうと思います。
現在も1か月に2,3回はユリさんと撮影をしたりしつつ、活動継続中です。そしてこうしてその活動の記録を残したり、新たに人との交流の接点にするためにこうしてブログを書いてみたりしているわけです。
最近はもっぱら活動を続けていくにあたって、自分がどういうものを撮って、残していきたいのか、訴えかえていきたいのか、あるいは何のために撮っているのかとった事を考えています。
2017年の流行語大賞にインスタ映え、が選ばれましたが、元々”マスメディア”には懐疑的なところもあり、インスタ映えすればそれでいいとは思っていませんが、かといって見てもらえなくてはそもそも、という話もあり、難しいところだなと思っています。
この辺の思考はまた別で書いてみようと思います。
学んだこととこれから
今まで色々取り組んできてみて、いくつか学んだこと・気が付いたことがあります。
一つは、興味があって本当にやりたいことならまずやってみて、発信する事が大事、という事です。
これは社会人になってから(未だ1年たってませんがw)特に思うことですが、ちょっとやってみたいな、と思っているだけだとなかなかやらせてもらえ無いことが多いわけです。実際にやってみて、できるようになって、それでもっと大きなことをやってみたい、みたいに主張してみる、といったようにしないとやりたい事が出来なくなるし、そのうちそもそも何がしたかったんだかすら分からなくなってしまう。
日本社会(だけじゃないのかもしれませんが)の抱える大きな課題でもあると思いますが、実際にやってみる、というのがとにかく大事で、それなりに信念をもってやっていれば知らずに周りにも認知されて、といういい循環が生まれるなという事を実感しています。
もし今同じようなことを思ってる人がいたら、是非やってみてほしいです!(写真歴からだいぶ脱線して説教臭くなってますねw)
もう一つは、同じようなことを考えている仲間の存在の心強さ、です。これまで色々撮ってはきましたが、きっと一人でやっていたらなかなかここまではやっていなかったと思うわけです。例えば写真のワークショップなんかはいい例ですが、共同開催者のユリさんがいなかったらそもそもイベントとしてやっていなかったんじゃないか、とすら思いますし、日々の撮影についても、ただ一人でやっていたらそんなに色々撮れてなかったと思うわけです。
これも一つ目の取りあえずやってみる、という所から生まれたものではありますが、やはり仲間探し、それも似たような志を持つ仲間探しはとても大事なことだなとつくづく思います。
是非みなさんも仲間探ししてみてくだs・・・
最後に
これまで振り返ってみて、自分でもそういえばそうだったな、という事も多かったですが、読んでくださった方にも何かしらの気づきや発見があったら嬉しいです。
今後も写真撮影はきっと一生続けていくんだろうなと思いますが、写真を撮るphilosophyの部分を考えつつ、ポートフォリオのサイトを作ったり、活動の幅を広げていければいいなと思っています。
今回の記事で興味を持たれた方は是非一緒に撮影しましょう!モデルも大歓迎です!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
今度はもう少し実践的な写真講座の記事を執筆中ですのでそちらもぜひご確認あれ!
それでは、また。m(_ _)m
写真歴について。<第三楽章:撮り方を覚えて、憂いて、走って。注:ちょっぴりえもーしょなるでセンチな記事です。>
はじめてのポートレート。
なぜポートレート撮影をしようと思ったのか。
こんばんは、いしがみです。
前回、前々回の記事で初めてカメラに触れてからコンテストなどに出すようになるまでの話をしてきました。
今回は第二楽章の続き、ポートレートを撮ってみて、という所から振り返ってみようと思います。第三楽章はAdagioで抒情的でノスタルジックな旋律になると思います。
・・・いえ、なんでもありません、気にしないでください。^^;
気を取り直して、始めに見出しの通りなぜポートレートを撮ろうと思ったのかという事についてお話してみようと思います。
恐れていたこと。
前回僕が大学にいつもカメラを持っていた話をしましたが、この2枚はどちらも大学で友人を撮影したものです。なんのことはない写真ですが、この時僕は大学四年生、そのまま行けば来年からは社会人です。(実際はごねんs、、、)
会社勤めになれば日中のいい時間、周りには知り合いもいっぱいいて、景色も綺麗、なんて事はなかなかないわけです。
もちろん、探せばサラリーマンだらけの街にもストーリーはあって、綺麗な瞬間やなんだか染み入る景色などもあったりして別の面白さはある訳ですが、やっぱりこういう写真を撮れる環境にいるのは幸せなことだなと強く思うわけです。
恐れていたこと。
それは、綺麗な景色の中で友達や先輩後輩、色んな人が楽しそうにしている瞬間を収められなくなることでした。
広大で綺麗な景色のキャンパスの中で、本当に多様なバックグラウンドの人たちがそれぞれの主義主張を尊重し合う、そんな大学が好きだったし、そこにいるどこか不器用で繊細で、けれど純粋で芯のある人たちが好きでした。
卒業すれば通っていた時みたいにいつも近くにいるわけじゃないし、なかなか撮れなくなってしまう。
そのことに気が付いて、けれどただ憂いても駄目で、何とかしなくてはいけない、と思いました。
憂い、勢い。
そんな漠然とした憂慮をどうにかするには写真を撮れる環境を作らなくてはいけなかったわけです。もちろん、大学に居続ける、大きく道を外してみる、という選択肢もなかったわけではないですが、それでもやっぱり周りに人は少なくなるし、望む環境は得られないな、と。
そうなればこれからは自分から声をかけて撮らせてもらうより他にない、ということでポートレートを撮ってみよう、となったわけです。
今になってみればなかなか勇気ある行動だったなぁと思いますが、どうせ撮るなら身近な人より、面識はあるけどあんまり話したことない人がいいなと思って小学校の同級生に声をかけて撮らせてもらいました。
どんな撮影だったかといえば、こちらもポートレート撮るの初めて+優柔不断、相手の方も撮影のモデルをするのは初めて、という事で、まぁふらふらと歩いては撮り歩いては撮り、を繰り返す撮影でした。笑
ぎこちなさはありつつもだんだん慣れてきて普段の表情も見えてきて、なんとか成功のうちに撮影は終了しました!
その後の反響、はじまり。
はじめてのポートレート撮影を終え、Facebookにそのことを投稿してみたところ、結構反響をいただいて、その中にその後毎週のように撮影を共にすることになる某モデルの方から「今度撮ってほしい」というコメントがあり、これがまたこれまでの活動を大きく広げてくれたんですが、長くなってきたのでまた次にします。。。
おやすみなさい・・・(=_=)
写真歴について。<第二楽章:勉強を始めて撮れるようになってコンテストに出してみて。>
グランプリありがとうの写真。
原理が分かれば失敗写真を改善できるようになる!
こんにちは、遼です。
前回自分が勉強するのに使った本のご紹介をしましたが、その後についてお話しします。
まず本を読む前後で大きく違ったのはカメラの画面に表示されているf値だとかシャッタースピードの意味が分かって、それぞれどういじるのかが分かったことだと思います。
言い換えると撮った写真を見て、仮にそれがブレていたり明るすぎたりした時に原因が分かって修正することが出来るようになったことです。
これって結構大きなことで、極端なことを言ってしまえば自分の思い通りに写真を撮れるようになる、という風に言ってもいいと思います。
じゃあどうやったらその設定や撮り方が分かるのか、ということは今初心者向けの記事を書いているのでまた別の投稿にしたいと思いますが、まぁそんなに大変じゃないです。笑
あ、ちなみにこの本を読んでた頃くらいに成人祝いでカメラをフルサイズ(雑に言えばいいカメラ。今度解説します)に変えました!高かった、、、
コンテストへの応募
カメラの操作も分かってきて、機材も撮りたいものをちゃんと撮れるものにしてから、Facebookなどで写真を公開するようになりました。(勉強する前から載せてた気もするが)
だんだん上手く撮れるようになって来ると面白くなって余計にたくさん撮るようになり、周りからも写真を撮っている人として認識されるようになりました。
その辺りでもうワンランク上がるために(あとは賞品も欲しいので。笑)コンテストに応募してみようかという事になり、たまたまその時やっていた、JTBの旅先の写真コンテストに応募したところ、「2014年 JTB主催感動遺産フォトコンテスト~あなたが残したい旅の感動~ 感動賞」なるものを頂きました!
(旅行券ももらったよ。笑)
これで意外といけるかもと思った僕は調子に乗って他のコンテストにも応募してみることにしました。
撮影中に電話が・・・
JTBのコンテストの次に応募したのがベストスマイルオブ ザイヤー2014というののフォトコンテストでした。とある夏の日、台風一過の夕焼けを撮ろうとみなとみらいで撮影をしていると一本の電話が!
なにやら応募した写真の著作権や肖像権について聞かれ、どうやら受賞者何人かのうちの1人であることが決まりました、ということでした。
コンテストの主催者が委託した会社の名前でかかってきたため詐欺かも?などと思いつつも、メールで詳細が来て授賞式の参加可否なんかを電話で聞かれたりもして、どうやら本当らしいと思えて来ました。疑り深くてごめんなさい、、こんな時代ですから、ね。笑
グランプリ受賞!
授賞式の当日、指定の場所に行くとどうやら本当に授賞式のようです。(まだ疑ってるw)
会場はマンダリンオリエンタルというホテルだったのですが、これまた立派な建物で、お上りさんみたいにキョロキョロしてました。笑
こんな建物!(写真下手、、、)
お弁当も豪華!(これじゃお弁当よく分からないじゃないの、、)
ちなみに未だに食べ物を大きなカメラで撮るのは恥ずかしさあるので、その恥じらいが写真をつまらなくさせたと思っていただけると、、、笑
授賞式はどんな感じだったかというと・・・
報道陣がぎっしり。。!意外と小さなコンパクトカメラやEOS kissのような初級者向けのカメラを使ってる方も少なくなかったのがちょっとした驚き。
脱線しすぎ&ただの授賞式の実況みたいになっているのはともかくとして、ちゃんとグランプリ受賞しましたよ、という事で真ん中で面白くなさそうな顔して写ってます。坂上さんとか環奈さんとか話しかけてみればよかった。。
興味があればこの辺の話はコメントなどでどうぞ。笑
受賞、その後、転機
さて、授賞式のその後はというと、もちろん写真は撮り続けていたわけで、大学に行くのにもカメラとレンズ、合わせて5キロはある荷物を担いでいって、大学の友人や大学の風景を撮ったり、はたまた所属していたオーケストラなど演奏会の写真等々を撮る日々が続きます。
気が付けば大学4年生の10月ごろ。運営をやっていたクラシックの演奏会も終わり、卒業までのカウントダウンが始まるころ、(この後実際は大学5年生というのがあったのですが。)写真ももう一段階先に進めてみようという事で、小学校の同級生のポートレートを撮ってみようと思い、声をかけてみることに。
撮らせてもらったのは小学校の時にはあまり接点がなくほぼ話したことがない子でしたが、成人式の時に話したのがきっかけで声をかけたところ撮らせてもらえることに。
思い返すとこのときの撮影がその後の色々な活動に繋がってきているんですが、長くなってきたので後編につづく・・・
(後半ただの自慢話になってしまいました、、、)
写真歴について。<第一楽章:初めてカメラに触れてから勉強し始めるまで>
(Edinburghの丘より)
写真歴について
こんばんは、石上です。
今日は写真撮ってます、っていうといつから撮ってるんですか?とよく聞かれるのでちょっと振り返ってみようと思います。
高校の修学旅行
初めて一眼レフを触ったのは高校1年生の時で、ソニーのエントリーモデルのα330というのを使っていました。修学旅行前にコンパクトデジタルカメラが壊れ、どうせなら一眼レフ試してみるかと勢いで購入しました。(自分のものではなく家族のものとして、ですが。笑)
実際どんなものが撮れたのかといえばオートで撮っていただけなのでクオリティも全然です。当時のものを見返すとブレてるしピント合ってないしひどいものです、、、
修学旅行の後は、旅行の際に持ち出したりはしていましたがそんな程度で、特に写真をもっと深めよう、というようなこともありませんでした。
大学一年生 Scotland 短期語学留学
次に一眼レフを使うことになったのは大学1年生の夏、スコットランドに短期語学留学に行った時です。それまで海外に一度も行ったことのなかった私にとって初めての海外で、建物やら街並みやらすべてが目に新しくとにかく写真をたくさん撮っていました。
私が行った年はちょうどロンドン五輪の年で、かつスコットランドの独立の機運が高まる中でのエリザベス女王のスコットランド訪問があるなど、街は活気であふれていました。ちょうど街のお祭りもやっていてとにかく興味深くて、かれこれ全部で4000枚くらいは撮ったでしょうか。今行ったら到底4000枚なんかじゃ済まないでしょうが、まぁ撮ったなぁという印象でした。
スコットランドから帰ってきて写真を見て・・・
約1か月半の滞在から日本に帰ってきて、友人などとスコットランドでの話をすることもよくありました。こんな感じだった、街並みが素敵だった、といって写真を見せたりもするのですが、自分でその写真を見て、実物はもっとすごかった、全然写真で表現できていないと思うことが多くありました。
さらにカメラを持っているという事でサークルのイベントの写真や集合写真を撮ることなども増え、「人に写真を見せる」機会も多くなってきました。そんな中で自分の写真に対してこれじゃあいけないと思い 、ひとまず図書館で写真の本を当たってみることに。そして見つけたのがこの本。↓
本の名前は写真の教科書。まんまですね。笑
この本の何がよかったかって、絞りやシャッタースピード、ISO感度などの基礎的なところはもちろん書いてあって、設定を変えると写真がどう変わるか、なんてことも写真付きで載っており、ただ説明だらけの本というよりも色々な写真が載っていて写真集的に見ることが出来るのもよかったんだと思います。難しい説明ばかりだと飽きちゃいますからね。笑
うーん、元々おしゃべりなので長くなってきてしまいました・・・
なので、次回後編(長さによっては中編?w)で、写真の教科書を読んでどうなっていったのか、という事を書いてみたいと思います。
最後までお付き合いいただいてありがとうございます!
(ちなみに最初に載せた写真は、当時撮ったものの中では個人的にまだなんとか使えるなぁ、と思ったものを2、3年前に現像しなおしたもの。あ、現像って何?っていうのも書かないとですね・・・)
ブログ、はじめます。-自己紹介-
自己紹介。
こんばんは、石上遼です。
ブログに足を運んで頂きありがとうございます!
私は現在社会人1年目として外資系IT企業で働きつつ、土日には色々なところに行って写真を撮ってます。
撮っている写真のジャンルは色々ですが、風景、街中でのスナップ、友人や知り合いのポートレートなんかを撮ってます。あとはたまに演奏会の撮影もしてます。
InstagramやFacebookに写真を上げているので良ければ見てください!
このブログについて
社会人になってまぁ思うことも色々あり、日々考えている事だったりをアウトプットすることが大事だな、と思って始めてみました。
最近は写真を撮っている、というのをいろんなところで言っているおかげ(?)で、カメラは何買ったらいいの?とか、どうやって撮ったらいいの?
なんてことを聞かれることが多くなってきたので、カメラの「How to」を記事にしてみようかと思ってます。
その他にも写真や表現について考えていることや、写真とは全然関係ない日々の雑感なんかも書いていこうと思ってます。
まぁ要は気まぐれです。笑
次回は自分の写真歴についてでも書いてみようと思います。
最後にもう過ぎてしまった秋の写真を。
おやすみなさい。
長瀞 秋#秋 #長瀞 #長瀞岩畳 #川 #autumn #fall
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