北海道 旅行記 〜美瑛、小樽、函館 3泊4日の旅 ②2泊目午前:美瑛〜
※写真の無断転載その他無断での利用は発見次第しかるべき処置を取らせていただきます。
2日目のスケジュール
こんにちは、こんばんは。
今日は旅行2日目、書いていきます。
この日の旅程はこんな感じ。この日もなかなかハード。笑
- 5:30 coco rireを出発。美瑛の丘を眺めた後、早朝の青い池へ
- 8:00 ペンションへ戻って朝食のパンとメロンをいただく
- 9:30 ペンションをチェックアウト
- 10:00 四季彩の丘へ
- 10:30 四季彩の丘を後にしてJR旭川駅へ。
- 12:00 駅弁を買って小樽へ向かう電車に乗車
- 14:00 JR小樽駅へ到着!
- 14:30 ホテルノルドへチェックイン
- 15:30 一休みして街へ出発
- 16:10 北一硝子3号館 北一ホールでピアノの小コンサート
- 18:00 小樽かま栄でおやつに「パンロール」を買って夕方の小樽運河を観光
- 18:30 ほぼ真っ暗になってきたので宿へ戻る
- 19:00 夕食。ホテル近くのすし田さんへ
- 20:30 小樽運河ナイトクルーズへ出発!
- 21:30 宿へ戻って就寝
美瑛
美瑛の朝はA.M.5:30から
思えば1日目の朝A.M.5:30ごろに家を出たような気がしますが、この日も5:30ごろに宿を出て朝の美瑛、青い池を見に出かけたのでした。
実は個人的にこの日の朝の天気が一番気になっていました。
というのも、朝もやに包まれる美瑛こそ、一番見たかった美瑛の景色だったからです。
この日の朝、外に出た時のひんやりとして、それでいてほのかにオレンジ色の暖かな光の差す空を見た時、これはもしかして!と思いました。
写真を撮るとき、天気は快晴がいい、と思っている方が多いような気がするのですが、個人的にはちょっと雲が出ていて、日が差し込んだり隠れたり、という天気の方がドラマチックで好きなのです。
この日の朝の天気はまさにそれに近いものでした。
そして期待を胸に近くの新栄の丘へ行くと・・・
見事に朝もやが出ているではないですか!!
この写真でその時の感動をお伝え出来ているか不安ですが、得も言われぬ景色でした。
漢字で表すと、静・謐・浄とかそんな感じでしょうか。
ちょっと脱線しますが、この景色を見て思い出すのはシベリウスの交響曲第二番の1楽章冒頭。
弦楽器の穏やかに押しては引いていく波のような6/4拍子の四分音符の後にオーボエ、ホルンが朗々と奏でる、美しい情景の浮かぶ冒頭部。
あるいはチャイコフスキーの交響曲第2番の第二楽章、Andante Cantabile。
弦楽器の静かでやや憂いを帯びたような付点二部音符の流れの後に歌いだすホルンの音色。
当時は期待に胸を躍らせてこの景色を見ていたので、チャイコの5番よりも軽快なシベリウスの2番でしたが、この地に住んでいてもっと落ち着いて見ていたらチャイコの音色が頭の中で流れていたのではないか、なんて思います。
・・・さて、脱線はこの辺にしておきます。笑
朝の美瑛市内はご覧の通り人影も車影もなく誰もいないです。
再びの青い池
朝の感動的な景色の新栄の丘を後にし、市街を抜けて青い池へ。
途中車と一台だけ遭遇しましたが本当にガラガラでした。笑
ゆっくりと観光したい場合は絶対に朝がおすすめ!
そして朝7時頃の青い池がこんな感じ。
白樺の木と青い池、逆光に照らされる緑の色彩が綺麗。
ススキと青い池のコントラストも素敵。
日によって湖面のコンディションが違うと思うので一概には言えませんが、朝方の方が青いような気がします。
時間に余裕のある方はぜひ両方行って見比べてみてください!
青い池の近所の白髭の滝へ
青い池を堪能した後は近くの白髭の滝へ。
橋の下をのぞくと、青い池にそそぐ青い川が流れてるんですが、これが中々の高さ!
高所恐怖症な人には結構怖いかも?
三脚を持ってたので、お約束のように一応白滝のような写真、撮りました。笑
青い池と白髭の滝を見たら朝食を食べにペンションへ。
帰る途中でこんなものも。大気中の水蒸気やらに朝の太陽の光が当たって虹色の環っかのようなものが。
結構意識しているとこういうのは都会でも見られるんですけどね。
晴れていてうっすら雲がかかったような天気の時は空を見上げて探してみてください!
ペンションへ戻って朝食
宿へ戻ってきたのは大体8時くらい。陽が大分昇ってきて、ペンションはとてもメルヘンな感じに。
朝食はメロンと手作りのパンでした!
パンの方は宿の方が朝焼いて持ってきてくれます!
(前日に、朝食は焼きたてを持っていくために何時ごろがいいか聞いてくれたんですが、青い池に行ってしまっていてご迷惑おかけしてしまったのでこの場を借りて・・・*1笑)
メロンもパンもとても美味しくいただきました!
ちなみに今回泊まったペンションcoco rireさんは、全室離れのコテージ3棟からなるペンションで、1日3組限定。
旅行サイト(じゃらんとか楽天とか)で色々探していて、朝の景色を見るためにも丘の上の宿がいいなぁ、と思って探していたら見つけたお宿でした。
場所としては新栄の丘という丘の上にあるんですが、この新栄の丘にある公園が夕焼けの名所として知られているんですが、下の地図を見ていただくと分かる通り、山に囲まれた美瑛の町のほぼ真ん中に位置しているのです。
そうすると何がいいかというと、東西南北さえぎるものが少なく、夕陽だけでなく、朝日も綺麗に見えるという事です!
そんなわけで、今回泊まるならここしかない!という感じで予約しました!
当初はレンタカーではなくバスやタクシーで回る予定にしていたのですが、やはり是非車で来るべき場所ではあるなと思いました^^;
ちなみにペンションの中はこんな感じ。
実際は築5年位だそうですが新築なんじゃないかと思うくらい綺麗でした!
(ベッドがやや乱れているのはチェックアウト前にそそくさと直して急いで撮ったからなのであしからず。)
そんなわけでとても感じのいいご夫妻と小綺麗なペンションで、とても良い時間を過ごせました!
美瑛に行かれた際は利用してみては?
ペンションを後にして四季彩の丘へ
ペンションをチェックアウトした後は、やや急ぎ足で四季彩の丘へ。
前日に富良野のファーム富田でも花畑は見たからいいかな?と少し思いつつも、美瑛の有名スポットの一つという事で行ってみました。
このとき10時くらいだったでしょうか。(小樽へ向かう電車が、旭川駅12時発で、美瑛から旭川までが車で約50分なので、だいぶ時間がぎりぎりなのがお分かりいただけると思います^^;)
さて、下の写真が四季彩の丘の園内に入ってすぐのところ。
干し草で出来たろーるちゃんがお出迎え。笑
ちなみに入園料とかは特にないです。
園内はそこまで広くはないので歩ける距離ではありますが、トラクターが運航していて、乗ると園内をぐるっと一周連れて行ってくれます。ただし、ぐるっと一周といっても奥の方にまではいかないので園内全体を回りたい人は歩いた方がいいのかも?
ちなみにこのトラクター、非常に揺れるので、乗りながら写真を撮ろうとすると、ほぼほぼ写真、ぶれます。笑
(シャッタスピード1/1000位はないとブレる気が。)
なので、写真を撮りたい人もおとなしく歩いた方がよいでしょう。笑
滞在時間約30分という短さで、思ったよりはこじんまりしている印象でしたが、やはり美瑛を代表する観光地という事で、一度見ておいて損はないと思います。
ちなみに私が訪れたのは9月初めでしたが、時期によって咲いている花も違うので、ホームページで咲いている花を確認してみると参考になると思います。
四季彩の丘を見た後は水分補給代わりにふらのメロンゼリー!
確か300円くらいで470g!大分食べ応え(飲みごたえ?)があります。
大きい割には意外とちゃんとメロンの味がしました。笑
旭川駅から小樽へ
四季彩の丘から約50分、旭川に無事到着してレンタカーも返し、旭川駅へ。
駅は新しくてとてもきれい!前に金沢とか行った時もそうでしたが地方の大きな駅ってどこも綺麗になってきてるんですね~
美瑛、旭川を後にして小樽へ向かいます。
旭川から札幌までは特急ライラック(もしくはカムイ)号で約90分!
そこからJR快速エアポートで小樽で行きました。
エキナカのお店で買った駅弁を食べて、小樽へ!
本当は2日目全部書ききってしまおうと思いましたが長くなってきたので今日はここまで!
もしもっと美瑛のここが知りたい!などありましたらコメント欄などでお知らせいただければと思います!
つづく。
*1:+_+